河川公園工事


2009年5月25日

今年になって始まった河川公園の工事もいよいよ終盤になってきました。
先日の、移植作業の後、今日から新しい樹木の植栽工事が始まりました。
大体、植栽や潅水工事は工程の中でも最後の最後の方です。
しかも、完成が近づくにつれて、現場が美しくなった分、
通行できない場所が増えて、動線が狭まってきます。
このあたりは、河川公園といえども通常の現場と変わりません。
だんだん押し迫って来たときに、後が無い日程というのでしょうか。
みなさんピリピリした状態のときに作業に入ることが多いようです。
まあ、「市民の憩いの場をきちんと仕上げること」というゴールの設定に
向けて、ルックアップして進めば、気持ちも盛り上がるところです。

予定表


2009年5月14日

ピリピリするような予定が始まります。
個人邸の剪定や薬剤散布の時期に重なって、緑地の管理や、
公園の除草作業が続きます。
この数日は、S部長を中心に、いつものメンバーのNさんや、A子さんに
加えて、応援のIさんたちで、炎天下草がぼうぼうの公園二ケ所を
すっきりとさせました。涼しい中で、急に気温が上がっていたので、
ちょっと厳しい作業でした。
今年は、河川公園の仕事が入っているのでそちらの方も
工期がいよいよ終わりの部分を迎えています。
T社にお願いしていた、土木工事の部分も工期がどんどん
後ろに食い込んできて、ヒヤヒヤしていましたが、
見事に、完成しつつあります。
土木工事の後は、私たちが関わる、植栽関係の工事に入ります。
大掛かりな土木工事に比べると、植栽部分は少ないのですが、
材料手配、検収、作業などを記録に取る仕事など、直接工事に
関わらない部分も結構時間がかかります。
他の工事の工程管理と同時に、現場代理人のK専務は、
連日その作業に追われます。データ整理のMさんのPCワークも
増えていきます。もちろん、工事も始まります。
それと同時進行で、大道筋の次の花壇の準備も始まります。
種を蒔く時期は、外すと大変です。それの前準備をさかのぼっての
予定づくりです。早めの除草はA子さんがふんばってくれています。
来月はいよいよS部長が代表として、初めて取った、
公園の花壇の植え込み作業が始まります。私はちょっとワクワクしています。
そんな状況でいよいよ夏がやってきます。
暑さに備えての、自動潅水の準備時です。
「私は分身できませんよ」「予定に入れてできたつもりじゃないの」などと、
外野にチクチク言われながら、何度も練り直しです。
限られた人、モノ、お金の配分は頭の痛いところです。
もちろん仕事を通しての新しい人との出会いは楽しい部分もあります。
時に、ストレスをくれる方もおられますが、自然にご縁がなくなっていきます。
人がする仕事は、数字だけでは推し量れない、
疲労や、やる気などの要因が加わります。
また天気などの自然も私たちの仕事に与える影響は大きいです。
とにかく、無理なく、無駄なく、できれば気持ちよく、赤字を出さずに?
きちんと仕事を仕上げていきたいところです

つるバラの思い出


2009年5月10日

子供の頃住んでいた木造の公営住宅の小さな門の両脇に
父と母が新婚時代に植えた、苗木の真っ赤なつるバラが、
アーチを作っていました。
私が記憶にある頃には、小さな苗木はとても大きな株になり、
5月の今頃は房咲きの花が枝葉全体を覆いつくすように咲いていました。
満開の頃は、頭上のバラの香りを楽しんで、家に帰るのは
気持ちの良いものでした。
時に、それを背景に写真を撮る人もいました。一枝分けて欲しいという人に
母が快くはさみで切って新聞紙で包んで渡していました。
変哲の無い小さな家が、その時期とてもグレードアップしたようで、
子供心にもとても誇らしげでした。
害虫や、病気などのための特別な処置もしないのに、毎年たくさんの
花をつけていました。
大人になってからの私はバラを育てるのを避けている傾向があります。
東京に住む友人は、ベランダでたくさんのバラを育てています。
多忙な時間にどうしてできるのかと思うほど見事な花を咲かせています。
以前そのバラの花びらでつくったポプリを送ってくれました。
ふくよかな香りとポプリ独特の花びらの色あせが素敵でした。
育て方の講義も彼女から受けたのですが、趣味で育てるのには、
つい躊躇してしまいます。
でもこの時期になるとやはり懐かしさも含めてバラのある風景が恋しくなります。
だから、「たぶん」という程度の知識ですが、子供時代に慣れ親しんだバラは
ポールズ・スカーレット・クライマーという品種かなと思います。

当時はよくありましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
病害虫には丈夫な品種です。
房咲きなので、花数はとても多く、子供の頃は、そのつぼみをママゴトの
料理の具?に使うほどでした。
ちょうど今頃は、私はその花を切って、カーネーションの代わりに、
ささやかなプレゼントとともに、母に贈っていました。
今日は母の日です。
季節の行事と花の想い出がつながるのも花を育てる楽しみの一つかもしれません。

Older Posts

ページトップへ