師走になりました。


2009年12月3日

先日、ハナミズキさんが今月の花の撮影に訪れて
「花が無いわねえ。」とつぶやいていました。
そんな状況を工夫しての今月の花です。
(K専務のドクトルカーバチも更新しました。合わせてご覧ください。)
正確に言うと、敷地内には、植え込み前や、寄せ植えの講習会用の苗で
足の踏み場も無いぐらいですが、花壇は、先月にアップした風景と
ほとんど変わりません。
今年は、秋の花が異常に長持ちしています。
盛夏に咲いていた花でさえ、復活し、未だ霜にやられずに
残っているのです。
おかげで、景色がちっとも変わりません。
それでも、冬は間近で、春の準備の植え付けをしなければなりません。
先日、まだ花いっぱいの大道筋のコスモスを撤去しました。
今年も種から育てて、天塩にかけたコスモスです。今年は
病害虫の予防も早めにしたので、花色も葉色もまだまだ元気ですが、
未練を断ちっての作業です。
案の定、「まあもったいない・・」と道路を横切って、女性が
近寄って来られました。私たちに声をかけて、残っているコスモスを
摘み始められました。夢中になると、状況が分からなくなります。
ヒヤヒヤしながら「電車が来ますので。気をつけてください!」の、
大声での叫びが、試合終了のホイッスル代わりになって
名残を惜しみながら手を止められました。
やや短めのピンクやエンジや白のコスモスの華やかな花束を持って、
満足げに、道路の中央から消えて行かれました。
コスモスの残骸の山は次々に2t車に積み込まれました。
独特の香りを発しながら、ついにコスモス畑は、姿を消してしまいました。
週明けは、3,000球のチューリップの植え込み作業です。

日頃の行いが・・・


2009年10月2日

良いのかどうかは微妙ですが。植え込みの後に恵みの雨です。
昨日はランド・ケアと、公園の花壇の3,000株の植え込みでした。
日差しは強かったのですが、木陰はとても気持ちの良い涼しさでした。
それでも、作業をしていると、汗ばんできます。
全花壇(4ヶ所)の総入れ替えだと13,000株ほどになりますが、
その作業は6月と3月だけです。
昨日は補植ということでそのうちの3,000株の入れ替えでした。
年二回だけの入れ替えで1年間を美しくというのは少々厳しい設計です。
6月に植えたマリーゴールドもベゴニアも、サルビアもこの夏は潅水で何とか
持たせたのですが、それでも、限度があります。
「11月末のイベントまで美しく持たせたい」という要望にお答えするには、
補植と、既存の生き残り苗の移植で乗り切るしかありません。
4ヶ所のうち、1ヶ所は全部。残り2ヶ所は部分入れ替えです。
この時勢、予算が無いという言葉は巷にあふれています。
元々、競争入札でシビアな価格で落札した分、苗選びにも一工夫必要です。
今回同じ品種ですが、単色ではなく文字通り色々(カラフル)な苗になりました。
全部で6色でした。
数合わせのやりくりは、頭の痛い半面、パズルを解くような感じです。
元気な苗を、大きく育てるのは、私たちの管理次第です。
いつも思うのですが、このような仕事は、どれだけ努力しても枯れたり、汚く
なると、それまでのことが水泡に帰します。
もともと何のための仕事かと問えば、やはり一人でも多くの市民の方がその風景に
和むというのでしょうか、その場所が荒れているより、きれいな方が良い
というのがゴールなのかなと思っています。
それに「誰も見ていない」と思うより、きっと誰かが
見てくれるだろうと信じて作業をした方が私たちもがんばれます。
小さな花壇は、全部入れ替え。前回は、マリーゴールドとベゴニアでした。
木陰で少し暗い感じの場所にありますが、そばに児童公園があるので
小さなお子さんの親子連れや、園児から小学生までがよく通ります。

与謝野晶子の歌碑が建っています。
「花の名は一年草もある故に忘れず星は忘れやすかり」

 

広い二段の花壇は上段の赤いベゴニアを下の段の補植に使って、撤去後耕し。
一番数の多いサーモンピンクを中心に、色の近いレッドも加えて埋めます。

作業後帰る前に、植え込んだ花壇を見ると、親子連れのようなお二人が、
花壇を背景に携帯で写真を撮っておられました。ちょっと嬉しかったです。

その勢いで今日は小雨の中を大道筋の花壇の一部入れ替えを行いました。
全員ドロドロになりながら、(降るな!)と念じつつ。
作業が終了した途端に(降れ!)という、わがままな願いが天に届いたのか、
作業後に降り出した大量の雨に、思わずニンマリでした。

雨のち晴れ


2009年8月6日

黒い雲が広がるのを少々不安に思いながら、
今日は低木の間の除草作業でした。
地味で、しかも成果の出にくい作業です。というのも、カヤの類は
成長が早く、時間が経てばまた伸びてくるからです。
木の間から伸びてきた目立つ草を、人力除草で対処しましたが、
たぶんこれも時間が立てば元の景色に戻ってしまいそうです。
それでも、A子さんと一生懸命手さぐりしながら株元をつかんでは抜けるものは
引き抜いたり、鎌で刈り取ったりしました。
作業を進めているうちに、雨粒が顔に当たり始めました。(まだダメ!)と
思う間に土砂降りになってしまいました。ドロドロ、ビショビショの作業は
久々でした。雨と汗に加えて、涙と言いたいところですが、
(仕事だから)と割り切って、何とか、無事に終了です。
今日は、前半の区切りの日でしたので、付加作業も含めて、
やり遂げることが目標でした。現場責任者のS部長やItさんたちも
法面を上がり下がりしながら除草作業の方々といっしょに刈り草を収集していました。
除草部隊の若手の方々はいつもどおりきれいに仕上げてくださいました。
なんとか雨も小雨に戻ったときにはみんなの心の中は晴れ模様でした。
雨の多い日本の緑地管理は雑草との戦いです。そんな中で「きれいな景観」を
維持するのは大変な集約作業です。費用対効果は悩ましいところです。
抜いても、刈り取っても、植物はたくましく復活します。
植物が生き物であることを痛感する日々です。
もちろん、植物はときに美しさや癒しも与えてくれます。
今月の花でハナミズキさんが、雑草の中でもけなげに咲いている
敷地内の花をピックアップしてくれました。
合わせて、K専務のドクトルカーバチも更新です。
「毛虫」という言葉にくくれないほど、みな個性的です。
花も虫も、私たちも「ぼくらはみんな生きている」です。

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