春の嵐


2016年2月17日

今日はちょっと荒れ模様のお天気でした。
測量組の男性陣は、機材をもって颯爽と、出かけていきました。
こんな便利な道具があるのに、ついこの間まで私たちは測量範囲を机に見立てると
自分たちが文房具になって走り回っていました。しかも真夏の炎天下で。

いくら質素倹約を旨としても、時間もコストです。
ということで、今日はレーザーの測量器を使って、あっという間にデータを取り揃えて
戻ってきました。惜しむらくは、普段なら、末端の人間が走り回っている間に記録と、
測量箇所を丁寧にチェックしていたK専務がリズムが狂ったのか、珍しくポイントの
測量漏れが出たことですが。やはり便利になると脳も油断するの『かも』?しれません。
測量
とは言いつつ、準備作業が短縮できるのはありがたいことです。
例の、ヘロンの公式を使っての手作業による図面作りは相変わらずですが、
精度も上がりました。

午前中は、比較的ポカポカ陽気でしたが、午後から荒れました。
私は敷地内で、A子さんと、草花の植え込みに追われていたのですが、
冷たい霰のような雨が降り出したので、ビニルハウスに移動しました。
近々張り替え予定のハウスの天井にパラパラと大きな音が立ちました。

なかなかすんなりとやってこない『春』ですが、周りを見ると、やはり
冬から春へ切り替わったような景色にも見えます。
あれほど硬いつぼみだったビバーナムもほころび始めています。
ビバーナム
春の嵐と呼ぶにはまだ冷たい風の、嵐の後に虹が出ました。
niji

春は名のみの・・・でもないかな?


2016年2月16日

この二日は、急激に下がった気温のせいで体感温度は確かに寒くなりました。
それでもなんというのでしょうか。やはり春に向かっていることが感じられます。
同じ9℃や8℃でも、12月ごろの同じ気温と何か違うのか・・・というと、
日照時間が変わったのです。日が少しずつ長くなってきているのです。
目に映る夕方の景色がまだ明るいのです。師走の夕方の底冷えをあまり
感じません。日の長さは、徐々に気温に影響してくるはずです。やはり
太陽のエネルギーはすごいです。ある意味健康的?な私たちの仕事は、
明るい間行動し、暗くなるとほとんど作業しません。常に視界には屋外の
風景が入ります。それだけに、ちょっと季節の変わり目に敏感です。

今日は久々に、多人数の力仕事がありました。根鉢の大きなウメの木の植栽でした。
重機の入らない箇所はやはり人海戦術となってしまいます。
ぎりぎりまで、吊り上げても最後は、人間の手作業で運びます。
実は、今ウメの木はこの近辺では入手困難になっています。アブラムシが媒介する
ウメの木の病気が流行っているからです。
ちょうど3年ほど前に、私が東京へコンテナガーデニングの勉強に行っているときに
病害虫の講義で先生が話をされていました。でも、そのときは南大阪にはほとんど影響なく、
余りぴんときていませんでした。
今回お客様のご要望があって初めて、それがどういう意味なのか理解できました。
近辺の流通が止まってしまったのです。在庫が畑にあっても動かせません。

それでも何とかご希望の、ピンク色の花のウメを九州から取り寄せることができました。
ピンク色というのは随分前にハナミズキで苦い経験したので、今回は一輪花が咲くまで
待って、ようやく色の確認も済んで植え付けとなりました。

ウメ皿谷
仕立てられ腰がちょっとねじれて、着物姿のようなはんなりとした樹形です。
ちょっと風情のある良い梅の木です。
まだ花は満開ではないので、しばらく楽しんでいただけそうです。

同時進行で、私は素敵な美容院の玄関前ディスプレイのご依頼を
受けました。今日はご提案に伺い、店内で打ち合わせがありました。
グリーンが多く明るい、パリにゆかりのあるオーナー様、奥様のこだわりの
インテリアに囲まれ、キッズルームもありました。鏡の前のお母さんの姿の
見える場所で、小さなお子様が楽しそうに、遊んでいました。
若いママさんたちが子育ての疲れを癒しながおシャレができる空間でした。
奥様が「みなさんお花が好きで。」と言っておられました。
素敵な雰囲気に合う植栽に仕上げたいです。

季節の変わり目


2016年2月8日

1月は新しい年の始まりの月です。
4月は、仕事の上での新年度の始まりの月です。
けれども、2月も節目のような月です。
随分昔、父方の祖母が趣味で四柱推命学という占いをやっていました。
そういう類のもので生年月日を元に判断するとき、
2月の節分までの生まれの人は、前年の干支として扱われていました。
統計データ?に基づくそのような占いなどは大体旧暦(陰暦)が
基本のようです。日本の伝統的な行事なども同様ですが。
陰暦と現在の暦とでは1ヶ月ほどの誤差があります。

だから行事に植物が関わるものは、どうしても実態と一ヶ月ほどずれています。
桃の節句も、4月3日あたりなら、モモの花が咲いてそうですが、3月では
つぼみがまだ硬いです。西行法師の、如月(2月)の半ばにサクラの花の下で
亡くなりたいという希望も、3月の気温次第では叶うかもしれませんが、
2月の半ばでは厳しいです。

だから2月は季節の変わり目の新しい月の始まりを感じます。
しかもどういうわけか、私にとってこれまで、2月は結構人生の節目になる
月でした。随分、大きな影響を受けることが良く起こりました。時に
これまでやってきたことがひっくり返るようなこともありました。
ただ更地になったような状況でも、次に始めたことは、必ずその前に蒔かれた
種の芽生えを生かすものでした。それを少しずつ大きくしながら収穫していく
ということだったと思います。

種を蒔くのは、これまで出会ったいろんな方たちとのつながりや、自分たちが
経験して得たことなどが肥料となった土壌です。意図して蒔くまかないに
関わらず、土の中に眠っていた種が気づかぬうちに芽生えてくることもあります。

さて今年。自分の足下をしっかり見て小さな芽生えを確認していくつもりです。

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