春風もピンク色


2017年4月4日

今日はまさに春風と呼ぶのにふさわしい、風と気温でした。
もちろん日差しもきつく、植物の葉も光を跳ね返してピカピカ輝いています。

今日の作業は、新社屋に植栽させていただいてから10年近く経ったものを
配管工事のために移動させるというものでした。
当初、配管が真下を通るので、真上の樹木は伐採と伺っていました。
それが伐採せずに、最小限度の移植だけで済みました。全ての植栽の移動を
想定して、数ヶ月前から広い圃場を別場所に用意していました。
工期が延びるに従って一部畑(Yさんがジャガイモを植えて・・)に、なって
いましたが、ようやく本命のサツキ畑になりました。もちろんジャガイモも
無事に畑に居残っています。後10日ほどで、サツキは元に戻します。
週末は雨が降りそうです。サツキにとっては開花前という厳しい条件ですが、
元の場所で例年のように開花して欲しいところです。

今日は光も風も何となく心浮き立つ春らしい一日でした。敷地内の花も
笑う(咲う)がごとくの満開状態です。

やはりピンク系の花が多いです。

ハンギングバスケットのプリムラマラコイデスが花のピークです

ビバーナムはこの花が秋にメタリックな藍色の実になります

日陰で咲くヒマラヤユキノシタ。やや青みのピンクが地味なイメージですが、花は愛らしいです

ハナモモの品種で宝塚小町といいます。小ぶりですが全体にピンクの花に覆われます



焼き物の鉢から随分前から植えっぱなしの
シュンランが咲いていました。
仕事として植物を扱っていてもつい開花を見逃すことが多いです。

今年度は季節の花を味わうゆとりを持とうと思います。

 

 

新年度始動


2017年4月3日

新年度が始まりました。昨年度植え込んだチューリップも咲きそろい始めました。
チューリップはこの時期、やはり無いとさびしい花ですが・・・桜と同じく、
走り抜けるようなスピードで開花の見ごろを終えます。特に日差しが強いと
花弁が開きすぎて寿命が短くなります。

チューリップの花は、花芽さえつけば、少々日当たりの悪い所でも、咲きます。
花芽は、低温に20日以上さらされないとつきません。このチューリップも、
秋の終わりに植え込んで、この冬をじっくりとこの場所ですごしたものです。
ようやく花を咲かせて、また2週間あまりで終わってしまいます。

このチューリップの花壇の奥には桜の木もあります。
ピンクの濃淡の景色が見られるのはまだ後少しというところでしょうか。

日当たりの良いところは満開です

つぼみもまだまだあります

春が来る


2017年3月14日

毎日見ていると気づかないことも、少し間を空けて見ると変化がわかるのは
よくあることですが。
この1週間、花がどんどん咲き始めているのを久々に眺めると分かります。
敷地内の『ヤグチモモ』と呼ばれる、ひな祭りのお飾りでは定番のモモが
ようやく咲き始めました。

ヤグチモモ

本当にその時期が来たらその花が咲くのです。植物は正確です。
遅咲きのラッパズイセンの花がほころび始めました。
弥生3月は、半ばを迎え、いよいよ春の真っ只中へ進む年度末の月です。
契約期間が年度単位のものは『切りをつける』時期でもあります。



ただ、年度末はいろんな意味で心ざわつく時期でもあります。
そうでなくても、巷のニュースも騒がしく。
某小学校の立派な新築の建物とヘルメットをかぶって作業をしている人たちの
映像を見るたびに(この方たちはちゃんと仕事に見合う代価が支払われるんだろうか)
と思ってしまう私は、少数派なのでしょうか・・・

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