ダイヤモンドリングは見えなかったですが・・・


2009年7月22日

今日は、私以外のメンバーは、年間管理をしているマンションの剪定・除草作業でした。
結構ボリュームのある作業です。
余談ですが、樹木は、刈る高さによって、いろんな段取りが
変わってきます。時々、大量の樹木をいとも簡単に
「もっと低く切って」と言われる場合もあります。
刈り手は仕上がりをイメージしているので、ちょっと当惑します。
美容師さんや理容師さんたちが髪の毛を切り始めてしばらくして、
突然違う髪型を希望されることとほんの少し相通じるかもしれません。
私は別途、大道筋の花壇の除草作業に向かいました。
種から育てている、幼苗のヒャクニチソウ花壇です。
長い花壇の端っこから、ひたすら、ヒャクニチソウの間の雑草を剥ぎ取る作業です。
今日は世の中では、「日食の日」でした。部分日食なので、実感はありませんでした。
上空は、曇り空で、太陽も見えません。
無縁と言っても、やはり日食のことが、気になりました。
特に今回、母の生まれた奄美は皆既日食の観測地点として
随分前から取り上げられていました。
かの地でも2年前からその話題が出ていました。
奄美大好きの従兄弟(母の妹の長男)も切符の手配に苦労しながらも
現地で日食を楽しみにしています。母自身も、自宅のベランダで
部分日食の太陽を見る準備までして張り切っていると、弟から聞いていました。
従兄弟や、準備にも忙しく、同時に、お祭りのような状況であろう、
奄美の親戚は皆既日食はめでたく見れるかな?と
思いながら作業していました。
種から育てる花壇ですが、除草作業がネックです。
放置すると、あっという間に本命の植物が草に埋もれて光が当たらなくなります。
雑草の方が、成長が早いのです。

写真の右がヒャクニチソウで、左がイヌビユです。
イヌビユが繁殖しだすとあっという間に、大きな葉で周囲への光を妨げます。
他にもスベリヒユやオヒシバ、メヒシバ、エノコログサなどの夏の雑草が生えていました。
加えて、以前植えていたカリフォルニアポピーのたくさんの発芽の苗。
単純な作業の繰り返しで、心の中であれやこれや考えていると・・・
なんだか随分涼しくなったことに気づきました。
雨でも降り出すような暗さです。ただ涼しく、気持ち良く、作業は
腕やひざが痛くなるほど、はかどりました。
気がつくと、同じ曇り空でしたが、少し明るくなりました。同時に蒸し暑さが
ぶり返しました。時計を見ると、11時半を過ぎていたので、日食の終わりを知りました。
ヒャクニチソウより早く蒔いたヒマワリは順調に育って、花が上がり始めました。

このヒマワリはチョコレート色です。
よくヒマワリは、お日様に例えられるのですが、このチョコレート色ヒマワリは、
さしずめ、今夜のニュースで何度も見た、
皆既日食の黒い太陽のイメージかもしれません。
開花が楽しみです。

君がため 春の野に出でて若菜摘む・・・


2008年1月15日

と言いたいところですが、残念ながらそんな優雅なものではなく。
連休明け(風邪明け)の今日は大道筋の花壇(200m)の除草作業でした。
先週からA子さんを筆頭に、KさんやT部長でだいぶ進んでいます。
この仕事は花壇ごとに設計書で何回かの除草が決められています。
今日作業をしたのは、夏枯れが一番激しく、補植苗の数の多い
ガザニアが植えられている花壇です。ここは夏場やっかいな
カヤツリグサ科のハマスゲ?が繁茂していたところです。
夏場ここで海岸の砂浜のような感じのやや固めの水気の無い地面から
ハマスゲの根を切らないように堀り採っていくのは結構辛気臭い作業でした。
ところが冬になると様子が一変しました。
一面青々とした、タイトルにあるような、まるで春の野原のような情景です。
目立つのはホトケノザ、ハコベ、ナズナ、オランダミミナグサ、
ナガミヒナゲシ、それにノボロギクが少々です。顔を出したばかりで
「おいしそう」なものがほとんどです。道路を通る車の音や
阪堺線の音が無ければまさに「春の野」です。
その中でホトケノザはもっとも大きく勢力があり、とるのが厄介です。
ちなみに春の七草のホトケノザはこの花ではなく
キク科のタビラコだと言われています。
これらの草花の根が湿った細かい粘土のような土をしっかり
抱え込み、振るっても落ちずに、そのまま根鉢ごと花壇からめくれて
しまい、土マットつきの草&土山ができてしまいました。
簡単に抜けないので作業がはかどりません。
土の状態も夏場と冬場では全く異なります。
ここの土は、粒度としては細かいものが多く、通気性もあり、
適度な水分があると、植物の根の生育にはとても良いようです。
が、乾燥しすぎると、カチカチになって、水持ちも悪くなり、水切れで
枯れやすくなるようです。
堺の真夏の、道路の真ん中には合わないかもしれません。
植物の育ちやすい、しかも除草しやすい土に改良したいところです。

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