花✿花✿花


2015年6月14日

6月に入って、あわただしく花だらけの日々が続いています。
先週から始まったフラワーポットの仕事は、来週が山場です。
天気予報を眺めながら数千単位の花苗との格闘が続きます。

今年度はU君が責任者なのでいろんな面で積極的に施工管理して
もらっています。
他のスタッフも皆手馴れているので、やはり経験値が生きてきます。
それでも、初めての内容も含むので、しばらくは緊張が続きそうです。

このところ週末もあわただしかったのですが、今日は完全オフでした。
私の気分転換は、この時期は保存食品を作ることです。

今年はラッキョウを3㎏と、ウメを7㎏ほど、シロップやウメ酒や、
ウメサワー(酢漬け)などに漬け込みました。
普段の『ダメ主婦』が一気に、『手作り主婦』に転じます。
何事も極端な私です。

ウメ酒は以前は甘さが苦手で作ってもあまり消費できませんでした。
それでも数年前に、砂糖を控えめにして漬け込んで、それがようやく
飲めるようになってから、すっかりその味にはまってしまいました。
3年寝かせるのでその在庫が尽きないように、毎年その分量で仕込んでいます。
ちょっと前の朝のドラマの原酒の仕込みの感じです。
本当は長い年月寝かしたビンテージ風のものを飲んでみたいのですが。
作る量と消費量のバランスが取れすぎて在庫が出ません。
ウメシロップから引き上げたウメで後日梅ジャムを大量に作ります。
これも、毎朝のヨーグルトに使ったり、豚の角煮や、カレーに使います。
昨年は作りすぎて、ウメペーストがまだ消費仕切っていないのにこの時期が
来てしまいました。今年は、少し生産調整するつもりです。

ラッキョウの薄皮剝きも、ウメのおへそ(軸)取りも、結構根気のいる作業ですが。
そこは『食い意地』?というのか、美味しいものを味わいたい一心で乗り切ります。
ウメは和歌山の友人に分けて頂きますが、今年も本場の上出来のものが来ました。

外はどんよりと梅雨空、家の中はラッキョウやウメの香りがプンプンという
週末作業がこの時期、ピリピリとした仕事の合間の至福の時間です。

東風吹かば


2015年2月25日

サクラの歌の後に、ウメの歌が続くのは順番が逆ですが。

我が家の近くの、梅林で有名な公園の入り口の看板に、表題の菅原道真公の
『東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主無きとて春な忘れそ(春を忘るな)』
の歌が載っています。今年度は、さまざまな種類の梅パンフレットも
置いてありました。堺市の公園協会で作成されたものです。

私にとって2月は、比較的良くない思い出が多かったので、いつも
この時期は気分的に沈みがちです。
そんなときに、道真公の歌を、「どんなことがあったにせよ。
梅の花のかぐわしい香りに、春が来ることを忘れてはいけない」と
勝手に解釈すると、ちょっと元気がもらえる気がします。
これまでは道真公の少しの嘆きや悲壮感の部分を感じていましたが。
歳を取るにつれて、物事の感じ方もだんだん違ってくるものです。

そんな梅の咲き誇る季節。日曜日に若手の庭造りの作家さんたちのグループ
「ニワプラス」さんが講師の研修会に参加しました。英国王立園芸協会
日本支部の主催です。私が取得している、ハンギングバスケットマスターや
コンテナガーデニングマスターの資格と関係の深い団体です。
ちょっとレトロな個人邸での研修は、最後は、musicaというグループの方々の
室内音楽(チェロ、ビオラ、ピアノ)と、アフタヌーンティーつきでした。
若い(年齢だけでなく気持ちも含めた)メンバーの方たちの、お話を伺って、
すごいなあ!と感心させられることも多く、また初心の気持ちを思い出したり。
同時にその方たちの目指すところと自分の立つ位置の微妙な違いなども含め。
いろいろと考えさせられました。

ゆっくりほころび始める花々も気温が上がれば一気に開花です。
追われる時間に備えて、しっかり準備したい2月です。

  

願わくば花の下にて


2015年2月18日

表題の歌は西行法師のものです。

願わくば花の下にて春死なん。その如月の望月のころ となります。
望月の頃というのは当時の暦の2月15日あたりだそうですが。

私の住んでいる堺市から少し足を伸ばせば、西行法師ゆかりの弘川寺という
お寺があるのです。サクラの木やモミジの木がたくさん植えてあります。


落葉の木は桜です。画像は11月に撮ったものです。

静かな風情の寺で西行法師が没した場所だと言われています。
このお寺も含め、その周辺に私のお気に入りの場所がいくつかあり、ランチも食べて
帰りに、その近辺の道の駅で手作り(製作者の女性の名前付き)の竹の手ぼうきを
購入するのが定番コースです。
この手ぼうきはとても安価なのに、職人さんたちにも好評のすぐれものです。

如月も半ばを過ぎました。と言っても、西行法師の時代の旧暦と違って
季節は一月遅れです。サクラはまだまだ開花しそうにありません。どちらかと
言うと、梅の花が咲き始めています。
冬と、春の境界のような季節です。風は冷たくても陽だまりが暖かというのか。

そんな季節の寄せ植え講習会を昨日、北河内の方で行いました。
昨年度は年末にお伺いしてお正月に向けての花々でしたが、今回は『春』の
イメージの花々です。何度か市場で仕入れました。春めいた色合いの花が集まりました。
いつもは一人で組み合わせるのですが、花卉業界に長くいて、フラワーアレンジメントにも
詳しいU君が入って来たので、斬新な組み合わせもできました。私とはまた一味違います。

参加者全員が違った組み合わせですので、会場ではいつも選ぶところから
楽しみが始まります。まさに『あなたのきれいと私のきれいは違う』の世界です。
今回のみなさまは、JAの女性会という、お互いに似た環境にお住まいの方々でした。
30代ぐらいの初心者の若い方から80代ぐらいのベテランの方まで世代の幅も広かったです。

役員さんもとても至れりつくせりの対応で。みなさん和気藹々と作業されていました。
いつもながら、自分の鉢を愛おしそうに抱えて笑顔で持って帰られる姿を見ると
こちらまで嬉しくなってしまいます。

春はもうすぐです。

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