ツマグロオオヨコバイ(№676)

 厳冬期でも成虫で越冬する昆虫は、樹木の洞や落ち葉の下などを探すと成虫が見つかることがあります。下の写真も成虫で越冬する昆虫の一つであるツマグロオオヨコバイです。
 カメムシ目ヨコバイ科の昆虫で体長13mmで背面黄緑色、翅の後端には青黒色帯があり、ツマグロの名前はここから来ています。前胸背には円形の黒斑が3個、小循板中央にも円形黒斑が1個あり、比較的目立つ存在です。本州、四国、九州の草地などで普通にみられます。いろいろな作物の茎葉に口吻を差し込み吸汁する害虫でもありますが、稲の害虫であるツマグロヨコバイのように大発生することもなく、ウイルス病の伝搬もないようで害虫とは見なされていません。夏に目立ち、近づくと横に這って葉の裏などに隠れ、バナナ虫とも呼ばれ子供達には親しまれています。セミなどと同じ仲間で不完全変態の昆虫です。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲ツマグロオオヨコバイ(越冬前の成虫)
▲ツマグロオオヨコバイ

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