ミゾソバ(№674)

 稲刈りの終わった水田の水路などに金平糖のようなかわいらしい花(蕾)が多数みられることがあります。これは、タデ科イヌタデ属のミゾソバです。
 ミゾソバは北海道、本州、四国、九州に分布し、小川沿い、湿地、水田の際、湖沼などの湿地に生育する1年性草本です。草丈30~80cm、茎は中空で、断面は角張り、下向きのトゲがまばらにつきます。根元から枝分かれし、節から根を出して群落を作ります。葉は長さ4~10cmで先がとがり、基部が張り出すため牛の額に似ることから別名ウシノヒタイとも呼ばれます。7~10月に直径4~7mmの花を10~20個頭状に付けます。この様子が金平糖に似るところからコンペイトウグサとも呼ばれます。新芽や花は食用にされることもあるようですが、シュウ酸が多く含まれるため多食しないように注意が必要です。
 引き抜くと根に閉鎖花を付けるものもあるようです。ミゾソバと呼ばれますが、食用のソバはソバ属で別種です。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲ミゾソバ群落
▲ミゾソバの蕾と開花(中央下)
▲ミゾソバの蕾(金平糖に似る)

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