ハリガネムシ(№673)
秋口になると、林の中の池や、アスファルト道路に多くのハラビロカマキリがみられることがあります。もともと樹上生活をしているハラビロカマキリが、地上部でみられること自体がおかしいのですが、そこには驚くような事実が隠されています。
これらのハラビロカマキリのお尻を、水に漬けてみると、数秒後にハラビロカマキリのお尻から、細長い針金のようなものがスルスルと伸びてきます。この針金のようなものは、カマキリなどに寄生するハリガネムシと呼ばれるハリガネムシ目の寄生虫でハリガネムシと呼ばれます。ハリガネムシは、世界中で300種以上が確認され、実際には 2000種ぐらいいるのではないかともいわれています。ハリガネムシは水生動物で、秋に水中で交尾産卵し、孵化した幼体は水中の水生昆虫などに寄生しシスト(休眠体)となって休眠越冬し、春になって寄生した水生昆虫が羽化し陸上でカマキリなどに捕食され陸上での寄生生活を続けます。秋口にハリガネムシが成体になると、宿主(カマキリ、カマドウマ、ゴミムシなど)の行動をコントロールし水辺へ移動させ、水中へ投身させます。この時宿主は魚の餌食になりますが、その前の数秒の間に宿主から脱出し水中生活に移ります。樹上生活昆虫であるハラビロカマキリを、水辺へ誘うのは水面で反射する一部の光線で、同じ光線がアスファルトからも出るためアスファルト道路でもハラビロカマキリがみられるようになります。
非常に奇怪な生活史を繰り広げるハリガネムシですが、水中の魚たちに大量の餌としてカマキリ、カマドウマやゴミムシなどを提供していることなど、食物連鎖の中で大きな役割を果たしていることも研究されています。
(*画像をクリックすると拡大されます)
これらのハラビロカマキリのお尻を、水に漬けてみると、数秒後にハラビロカマキリのお尻から、細長い針金のようなものがスルスルと伸びてきます。この針金のようなものは、カマキリなどに寄生するハリガネムシと呼ばれるハリガネムシ目の寄生虫でハリガネムシと呼ばれます。ハリガネムシは、世界中で300種以上が確認され、実際には 2000種ぐらいいるのではないかともいわれています。ハリガネムシは水生動物で、秋に水中で交尾産卵し、孵化した幼体は水中の水生昆虫などに寄生しシスト(休眠体)となって休眠越冬し、春になって寄生した水生昆虫が羽化し陸上でカマキリなどに捕食され陸上での寄生生活を続けます。秋口にハリガネムシが成体になると、宿主(カマキリ、カマドウマ、ゴミムシなど)の行動をコントロールし水辺へ移動させ、水中へ投身させます。この時宿主は魚の餌食になりますが、その前の数秒の間に宿主から脱出し水中生活に移ります。樹上生活昆虫であるハラビロカマキリを、水辺へ誘うのは水面で反射する一部の光線で、同じ光線がアスファルトからも出るためアスファルト道路でもハラビロカマキリがみられるようになります。
非常に奇怪な生活史を繰り広げるハリガネムシですが、水中の魚たちに大量の餌としてカマキリ、カマドウマやゴミムシなどを提供していることなど、食物連鎖の中で大きな役割を果たしていることも研究されています。
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