コガタコガネグモ(№675)

 生垣に円形のクモの巣があり中央にⅩ字型の白い帯を見つけました。この白い帯に合わせるようにコガネグモの仲間が脚を2本ずつ合わせ、頭を下にして獲物がかかるのを待っていました。このクモは、腹部が黒褐色で黄白帯が3本、黒色部には白点があります。脚は褐色で黒い環状の斑紋がみられます。体長は10㎜程度です。これらの特徴からコガネグモ科のコガタコガネグモと思いますが、非常によく似たクモでムシバミコガネグモ(体長15~18mm)というのがいるようで、正確には雌の外雌器を観察して区別するようですが、体長からコガタコガネグモとしました。
 本州(岩手南部以南)、四国、九州、南西諸島の平地、山地、民家周辺に普通にみられるようです。頭を下に向けているのは、獲物がかかった時飛びかかり易いともいわれますが、網の上のほうに獲物がかかった場合はどうでしょうか。身の身を守るため逃げる際には下向きが有利かもしれませんね。Ⅹ字型の白帯の意味もよくわかりません。「餌を誘うため」、「鳥が衝突し網がつぶされないように」、「網を安定させるため」などと言われているようです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲コガタコガネグモ
▲白帯に隠れるコガタコガネグモ

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