ジグモ(№166)
庭の木の株元や塀の際に、地面から這い登るような形で、直径1cm程度の筒が見られることがあります。この筒の表面はカモフラージュのため泥や小石がくっつけられています。これはジグモの巣です。
この中に、体長1~2cmの黒っぽいクモが潜んでいます。他の生き物がこの袋の上を通るとジグモは袋の中から噛み付き、袋の中へ引きずり込みます。体液を吸い取った殻は袋の外へ捨て、破れた袋をつくろって次のエサが来るのを待ちます。
このクモの上あご(鋏角)は大変強く、触ったものには何でも噛み付く習性があり、この巣から取り出して自身の腹に触れさせると自分の腹にも噛み付きます。そのためサムライグモとか、ハラキリグモと呼ばれることもあります。
この中に、体長1~2cmの黒っぽいクモが潜んでいます。他の生き物がこの袋の上を通るとジグモは袋の中から噛み付き、袋の中へ引きずり込みます。体液を吸い取った殻は袋の外へ捨て、破れた袋をつくろって次のエサが来るのを待ちます。
このクモの上あご(鋏角)は大変強く、触ったものには何でも噛み付く習性があり、この巣から取り出して自身の腹に触れさせると自分の腹にも噛み付きます。そのためサムライグモとか、ハラキリグモと呼ばれることもあります。
ウスカワマイマイ(№168)
殻の高さ約2cm、殻径葯2.5cmのカタツムリです。カタツムリはナメクジと違って害をしない?とんでもありません。
ウスカワマイマイは比較的明るい環境が好きで、人家や畑の周りに多く生息し山中には見つかりません。野菜、花、樹木など植物なら何でも食い荒らします。つまんで強く押すと殻がつぶれるほど薄い殻をしています。この殻には模様はありませんが、殻が薄いため、内部の外套膜の模様が透けて見えます。
北海道から九州まで生息するナメクジの仲間ですが、ナメクジと比べて手で触るのに抵抗感が少ないのはなぜでしょうか。
ウスカワマイマイは比較的明るい環境が好きで、人家や畑の周りに多く生息し山中には見つかりません。野菜、花、樹木など植物なら何でも食い荒らします。つまんで強く押すと殻がつぶれるほど薄い殻をしています。この殻には模様はありませんが、殻が薄いため、内部の外套膜の模様が透けて見えます。
北海道から九州まで生息するナメクジの仲間ですが、ナメクジと比べて手で触るのに抵抗感が少ないのはなぜでしょうか。