ハクセキレイ(№463)

 身近な鳥の一つとして、ハクセキレイがいます。
 スズメ目、セキレイ科の小鳥で、河原、草地、田畑、舗装された道路上など河川の近くの平坦な場所であればどこにでも顔を出すと言って間違いないでしょう。体長21cm程度、全体白色で頭、背、胸に黒色の班があります。白い顔には黒い過眼線(目を通る線)が見られます。あまり人を恐れることはなく、民家の隙間や石垣などにも巣をつくることがあり、比較的間近で観察することができます。雑食性で平坦な地面に降り、小さな昆虫や植物の種子などをついばんでいます。地上では長い尾を上下に振り、左右の足を交互に出してトコトコ歩きますが両足をそろえてぴょんぴょんと跳ぶことはありません。また、飛ぶときは波を描くような飛び方をし、チッチッチッと鳴きながら飛びます。北海道、関東以北の水辺を中心に住んでいましたが、都市部にも適応できることから生息地を広げ、最近は四国、九州までも南下しています。留鳥または漂鳥(国内で季節により山地、平地間を移動する鳥)とされています。冬季は単独で行動しますが、夏季には番で縄張りを移動することが多くなります。
 国内には亜種と考えられているものが4種と近縁種にセグロセキレイがいます。ハクセキレイ、セグロセキレイどちらも背は黒いのですが頬(目の下)が白いのがハクセキレイ、黒いのがセグロセキレイでセグロセキレイの方が河川依存性が高く、街中で見られることは少ないです。
 この両者よりも水辺を好むセキレイの仲間にキセキレイがいます。キセキレイは腰から下面が黄色で脚が黄褐色をしており、全体にやや細身ですので比較的区別しやすいです。ハクセキレイ、セグロセキレイに比べ、人間に対する警戒心はやや強いようです。

(*画像をクリックすると拡大されます)
▲ハクセキレイ
▲セグロセキレイ
▲ハクセキレイ?(幼鳥でしょうか)
▲キセキレイ

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