カヤラン(№619)
4~5月になると常緑樹林の枝や幹に直径1㎝程度の小さな黄色の花をつける着生ランを見ることがあります。1本の茎に多数の葉を互生につけ5~10㎝の長さで下垂しています。その様子がカヤの葉に似ているところからカヤラン(ラン科カヤラン属)と呼ばれています。茎の先端近くの葉腋から花柄を伸ばし、3,4個の黄色い花を付けます。花は丸みを帯び、唇弁には赤褐色の縞模様が見られます。
岩手以南の本州、四国、九州にあるスギ、モミ、カヤなどの常緑樹林内では比較的よく見られますが、最近は減少しつつあるようです。高所に着生していることが多く肉眼では見つけることがむつかしいですが、根が弱いのでしょうか強風で落下しているものをよく見かけます。1日花で、その果実は長さ2~3㎝になり、植物体の割には大きくなります。
山地ではよく見られますが、環境適応性が弱く街中での栽培はむつかしいものの一つです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
岩手以南の本州、四国、九州にあるスギ、モミ、カヤなどの常緑樹林内では比較的よく見られますが、最近は減少しつつあるようです。高所に着生していることが多く肉眼では見つけることがむつかしいですが、根が弱いのでしょうか強風で落下しているものをよく見かけます。1日花で、その果実は長さ2~3㎝になり、植物体の割には大きくなります。
山地ではよく見られますが、環境適応性が弱く街中での栽培はむつかしいものの一つです。
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