ギンモクセイ(№137)

  かつて中国から導入された植木で、秋に白い小さな花を咲かせます。よく似た木で、橙黄色の花を多数つけるものにキンモクセイがあります。キンモクセイは強い香りを放ち、花の色、香りともに派手ですが、ギンモクセイは花の色も地味で、香りも甘くやわらかで、派手さはありません。ギンモクセイの変種で、花の色が黄色味がかったものをウスギモクセイと呼ぶようです。
  キンモクセイ、ギンモクセイ共に雌雄異株(雌花、雄花はそれぞれ別の株につける)で、日本には雄株のみが導入されたといわれていますが、大阪府の天然記念物に指定されているギンモクセイ(和泉市)が、実をつけているのを見つけました。昭和13年に植えられたそうですがこの木は雌株なんでしょうね。
▲ギンモクセイの大株
▲ギンモクセイの果実


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