ユリカモメ(№460)

 冬の海岸、河川、沼地でよく見られる鳥に、カモメがいます。関西では瀬戸内沿岸や京都市の加茂川などで毎年見ることができます。このカモメはユリカモメで、ユーラシア大陸の温帯、亜寒帯で繁殖し、日本へはカムチャッカ方面から3000kmを飛び、冬鳥として渡ってきます。全長40㎝程度の小型のカモメで、脚と嘴は赤く、眼の後ろに黒い斑点があり、頭の上には両眼をつなぐヘッドフォンのような淡灰色班が見られます。
 昼間はエサ場付近に群生し、夜は海上、湖上で過ごします。京都市の加茂川でも昼間見ることができますが、この群れは夜には琵琶湖へ帰るそうです。小魚、甲殻類、昆虫、植物の種子などをエサとし、人が与えるパン屑に集まることもあり人気のある鳥ですが、比較的気が荒く、やかましく鳴きかわしながら、仲間同士やごみ置き場でカラスとエサを取り合ったりします。
 暖かくなると、頭の羽根が黒く変わりますが、このころには北の方へ帰りますので頭の黒いユリカモメはほとんど見ることができません。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲磯に集まったユリカモメ
▲冬羽のユリカモメ
▲飛翔中のユリカモメ

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