ウキクサ(№414)

 水田や池をはじめとし、金魚の水槽などにいつの間にかわいてくる植物にウキクサがあります。サトイモ科ウキクサ属の植物で数種類の仲間があります。
 当社のメダカ水槽にも、いつの間にかウキクサが見られるようになりました。葉のように見えるのは葉と茎が合体した葉状体と呼ばれるものでこの大きさが2~6mmと小さく、裏面中央から下に向けて1本の根が出ているところからアオウキクサと呼ばれる種類のようです。根は短く、葉状体のバランスを取る役目を果たしているようで、水底に固定することはありません。ウキクサ属の仲間は立派な単子葉植物で、たまに世界で最小と思われる花を咲かせ実をつけることがあります。2本の雄しべと1本の雌しべを持った花のようですが私は見たことがありません。
 条件がよければ一つの葉状体は2日で新しい葉状体を作るため、瞬く間に水面一杯に広がってしまいます。水温が下がると越冬芽(殖芽)と呼ばれるものを作り、水底に沈んで越冬します。
 よく似た名前で呼ばれるものにアカウキクサ、オオアカウキクサがありますがこれは全く別の仲間でシダ植物に属します。
 これらの水草は、水鳥や草食魚の餌になりますがヒトとの関わりは観賞用または邪魔な雑草としての関係しかないようです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲中央 葉の小さい一群がアオウキクサ
▲発根状況

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