スギナ(№398)

 スギナはシダ植物の仲間でトクサ科に分類されます。北海道から沖縄まで分布し、酸性土を好む厄介な雑草として扱われます。地下茎を伸ばして増殖し、短く切れた地下茎からもどんどん芽を出して増える厄介者です。スギナの名前の由来は杉の木のように細い葉、先ほど細くなる姿から付けられたようです。
 スギナは地下茎で増殖するほかにシダの仲間ですので胞子でも増えます。この胞子をつけるのがツクシと呼ばれるスギナの胞子茎です。つまりスギナとツクシは同じ植物で光合成をするのがスギナ(栄養茎)で胞子を作るのがツクシ(胞子茎)です。胞子は発芽し、前葉体を作りその上に卵子と精子が出来、受精して増殖します。
 スギナに付くので「ツクシ」と呼ばれるとも言われています。また根が深いため「地獄草」とも呼ばれます。ツクシはハカマ(葉)をとって春の山菜として利用され、スギナは乾燥させてスギナ茶として利用されるようですが体によくないチアミナーゼという物質を含むため大量に摂らない方がいいようです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
◀スギナ(中央の直立しているのはツクシ)

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