台風24号が日本列島を縦断しました。
被害を受けられた方に心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
あ
あ泉北ニュータウンでは、9月4日・台風21号の時に、大きな被害を受けました。
我が家も被害を受けました。
停電が続いただけでなく、植物たちが倒れたり、道路にまで飛んで行ったりした上、庭には破損した我が家の一部だけでなく、どこの物か分からない破片や枝が散乱していました。
テレビなどでもっと大きな被害の映像を見ると、この程度で落ち込んではいけないとは分かっていても、何となく気分がふさいでしまいます。
そして、いつもの散歩道を通ると、もっと悲しい気持ちになってしまいました。
私の大好きな桜並木が、無残に枝が折れたり、根っこから倒れたりしていたのです。
ここの桜吹雪は、頭上をアーチで白く覆うだけでなく、道も真っ白に覆って、時折風で舞い上がり、本当に美しかったのです。
自然というのは、時にはとてつもない大きな力で、人間の作り上げた日常を壊してしまうのですね。
あ幸い我が家の庭は、エコワークスに迅速に作業をしてもらって、すっきりしました。
ご近所や公園でも、あちこちからヴィーンヴィーンと機械音、ドッドッドッと発動機の音が響いていたと思うと、随分片付いてきました。
そうこうしているうちに、秋は深まってきます。
稲穂はずっしりと垂れ、デュランタ、アメジストセージ、フイリヤブランなど秋の花が目立ってきました。
失った物は帰ってきませんが、自然の摂理に従って、植物たちは動き出しています。
まだ、桜並木を通ると胸が痛みますが、きっと来年の春には今までとは違う形だとしても、また桜吹雪を見せてくれる事でしょう。
これからゆっくり再生していく自然を眺めると、少しずつでも元気が貰えるような気がしています。
あ |