梅雨明けが待ち遠しいです。
雑草が増え、晴れ間にしなくてはいけない庭仕事は結構多いです。
花であふれていた春の一時期は過ぎましたが、この季節の我が家の庭には、ある楽しみがあります。
ヤマモモです。
ルビーのような色の直径二センチにもなる大きなヤマモモの実が、ずっしりと枝に付くのです。
我が家の庭は、14年程前エコ・ワークスに作って貰いました。
当時、病気でほとんど外出できなかった私を気遣って、「家にいても、手をかけなくても、どの季節でも楽しめるように!」と計画された物です。
計画通り、様々な季節の花が咲き、若葉や紅葉が綺麗で、一年中ずっと楽しめます。
そして、美味しい物が好きな私にとって、果実がふんだんに収穫できるヤマモモの木は大きな楽しみです。
(収穫して15分ほど塩水につけてから、食べた方が良いようです。)
道際に植えているので、通りがかりの人からも
「通りすがりに頂いてるけど、美味しいね。」
「懐かしい!子どもの頃に食べてた。」
「お店では売ってないのよね。」
と、好評です。
特に手をかけなくても、毎年多くの実をつけてくれます。
江戸時代には、「山桃の選り食い」ということわざがあったそうです。
ヤマモモを食べる時、最初は整ったものを選びながら食べますが、少なくなると選り好みしなくなり、結局は、全部食べてしまう、「行きつく所は結局同じ!」という意味です。
確かに、いつも収穫すると、ボールいっぱいのヤマモモが、大きいのも小さいのもすぐになくなってしまいます。
庭のヤマモモは、蒸し暑いこの季節に、我が家の癒しで、楽しみです。 |