2月の庭仕事
今月はご紹介する花が少ないので、この時期におすすめの庭仕事についてご紹介してみたいと思います。
この季節は、ガーデニングとしてはシーズンオフのようですが、この時期だからこその作業もあります。
今回は特に「施肥」と「土壌改良」について調べてみました。
☆ 施肥 ☆
木々が休眠期に入り、落葉樹は葉を落とした状態になっています。
実は、根の活動が低下するこの時期は、有機質肥料を与えるのに最適な時期なのです。
有機質肥料はゆっくりと分解されてから吸収される肥料なので、活動の低下したこの時期なら根に悪影響を与えにくいのです。
根鉢の周りに数箇所の穴を掘り(枝の先端あたりが目安です。)そこに油粕や骨粉などの有機肥料を与えます。
☆ 土壌改良 ☆
花壇などの土を荒く掘り返して、寒さにあてる「天地返し」をします。
下層部の土を地上面に掘り返し、冬の寒さに当てることによって病害虫の駆除ができるのです。
この作業を冬の間、月一回程度(つまり冬季に2~3回)行います。
そして、最後の作業の際に苦土石灰と堆肥を土に混ぜ込みます。
鉢植えやコンテナで使った土は、もう少し手間がかかります。
中の土をすべて空けて、鉢底土、古い根や葉を取り除き、残った土をフルイにかけます。
それを園芸用トレイに不織布を敷いた上にあけ、水をたっぷりかけます。熱湯を使えばさらに殺菌効果があがります。
後は花壇の土と同様にします。 |