10月になりました。
待ちわびた秋が、やっとやってきました。
朝窓を開けて、風を浴びると、もうそれだけで幸せな気分になれます。
これからは、自然の中を歩く事が、いっそう心地よい季節です。
泉北ニュータウンには、公園・緑道・ヒガンバナやコスモスが咲く田んぼ横の道等、散歩にぴったりの道が色々あります。
あ歩く事は脳の活性化に、とても良いらしいです。
運動して脳の血流がよくなることで、脳の神経組織を維持するのに欠かせない NGFという物質が増えるそうです。
多分それだけではなく、目にする木々や花、頬に当たる風や光、虫の声、森の香り、そんな刺激も大いに脳を活性化しているのでしょうね。
私は自然の中を歩いていると、普段は使わない脳の一部分が、急に活動的になってくるのを感じます。
アイデアが何も思いつかない時は、歩いていると不意にふわっと面白い発想が浮かんできます。
時には、もうとっくに忘れ去っていたと思っていた昔の記憶が、映像のように次々と浮かんでくる時もあります。
実を言えば、楽しい事よりは、(ほんの些細な事なのですが)ネガティブな悲しい事の方がよく浮かんできます。
そして時には、本当はその時に言いたかった事を、ぶつぶつ独り言のように口にしている時もあります。
でも、それらはとても大切な事のようです。
人間は、心の無意識の部分に閉じ込めてしまった悲しみや怒りを、「意識化」「言語化」する事で風化させることができるそうです。
そう考えると、自然の中を散歩するって素晴らしい事ですね。
体と脳を活性化して、心を浄化してくれます。
これからしばらくは美しい季節が続きます。
移ろいゆく自然を丁寧に味わいながら、散歩をたっぷりと楽しむつもりです。 |