2016年12月(December)
あ早いもので、もう今年最後の月になりました。12月は年満月(としみつづき)との、別の呼び名もあるそうです。慌ただしい師走も、潮がゆっくりと満ちていくように、年が満ちていくと考えると、ゆったりと満ち足りた気持ちで過ごせそうですね。 |
ビオラ(スミレ科) ヨーロッパの野生種から育種され、かつては大輪をパンジー、小輪をビオラと区別していましたが、現在は複雑に交雑された園芸品種が登場し、区別できなくなっています。元々は冬の低温後に、長日下で開花する性質でしたが、今は秋から春まで長期間咲く品種が多く、殺風景になりがちな冬の庭になくてはならない存在です。写真は金色の花びらに血管のように黒い筋が細かく広がって、独特の趣がある品種です。 |
マホニア・コンフューサ(メギ科) 中国原産の常緑低木。ホソバヒイラギナンテン、ナリヒラヒイラギナンテンの別名もあります。従来のヒイラギナンテンは葉が固く鋸葉で先端が針状になりますが、近縁種のこれは細葉で痛くなく、エレガントな樹姿です。適度の湿度は必要ですが、丈夫で害虫も少なく、花の少ない晩秋~初冬に黄色い花を咲かせることから、和洋どちらの庭にも調和します。花は次の初夏にブルーベリーに似た実になります。 |
コプロスマ・レペンス(アカネ科) ニュージーランド原産の最近日本に登場した常緑低木で多くの園芸品種があります。小さくて丸みを帯びた葉は、夏は緑色、温暖期は赤みを帯びた淡い銅葉、冬場は全体が非常に鮮やかな赤茶みを帯びて紅葉します。オーストラリアやカリフォルニアなどの暖地では庭木や垣根として用いられます。耐寒性がやや弱いので、日本の寒地では冬は室内に取り込めるように鉢植えで楽しまれることが多いです。 |
ハボタン(アブラナ科) 西ヨーロッパ原産。下の画像のような白、紫、赤、桃色はおなじみですが、左はステンレスと呼ばれる品種です。メタリックなごつごつした色合いがかっこよくて、今流行のインダストリアルな部屋や家にも似合いそうです。 |
剪定 | ||
あ今年の泉北ニュータウンの紅葉は特に美しくて、カエデ・トウカエデ・ナンキンハゼ・ケヤキ・サクラ・イチョウなどで色づく街を、存分に楽しむことができました。 これからはゆっくりと、冬仕度です。 あ先日、剪定をして貰いました。 |