2016年10月(October)
ミズヒキソウ(タデ科) インド原産の多年草です。別名ミズヒキ。細く真っ直ぐに伸びた花穂に米粒大の小花(実は萼)を疎らに付けます。 地味な花であまり目立ちません。 花被片が4つに深裂し、上3つは赤く、下1つは白いので、祝儀袋に掛かっている赤白の水引に例えられこの名がつきました。白花はギンミズヒキ(銀水引)と呼ばれます。 |
プチロータス・ジョーイ(ヒユ科) オーストラリア原産。ブラシのようなふわふわしたローズピンクの花を咲かせます。花期が大変に長いので長く楽しめます。寒さにはやや弱めですが高温乾燥には強いです。沢山咲き乱れる様子はとても優雅で、まとめて植えると幻想的な雰囲気になります。仲間のトールムラムラはオーストラリアでは「リラックスして人と付き合える」効果があるとされています。 |
ビバーナム(スイカズラ科) 東アジア、南ヨーロッパ原産です。常緑なので常緑ガマズミ(ガマズミは落葉樹)、またセイヨウガマズミ、西洋テマリカンボクなどの別名もあります。春に白や淡いピンク色の小さな花が集まって咲きます。初めは赤色、熟すと光沢のある美しい青色になります。とても丈夫で耐寒性、耐暑性、日照不足にも強いです。 三月の花の頃の画像です。→ |
ガマズミ(スイカズラ科) 日本・朝鮮半島・中国原産の落葉低木です。同じガマズミ属のオオデマリ(花が大きくて立派)やチョウジカマズミ(花が可愛く香りがよい)などに較べて庭木としてはあまり使われません。5月頃に独特の臭いの白い小花がかたまって咲きます。秋に赤く熟す実が美しく、果実はそのまま生食したり、果実酒、漬け物の着色や衣料の染色に利用されます。 |