2014年11月(November)
11月になりました。旧暦では露隠葉月(つゆごもりのはづき)ともいいます。気温が下がると、水分が霜になるので、葉に結ぶ露が姿を消してしまうからだそうです。 「輝く露が、もう見られない。」そんな、過ぎゆく秋の切なさが感じられる呼び方ですね。 11月7日には立冬を迎え、暦の上ではもう冬になります。 |
トウガラシ(ナス科) 熱帯アメリカ原産です。2000年以上前から栽培され、コロンブスがスペインに伝えたことでも知られています。春にタネをまくと初夏~秋にかけて開花して実を結び、霜が降りる頃に枯れます。観賞用は果実が緑や紫、クリーム色から赤や黄、オレンジ色に変化しカラフルで形も色々で、長く楽しめます。写真は『ブラックパール』と呼ばれる園芸種で、葉も果実も黒に近い紫色です。 |
ナカガワノギク(キク科) 本来は徳島県の那賀川とその支流である日和佐川の河川の岩場にのみ生育し、準絶滅危惧に指定されているのですが、これは園芸種です。他のキクと比べて葉が細長く流線型です。葉の表面は短毛が生え緑色に、葉の裏面はT字状毛が生え灰白色に見えます。花言葉は「苦しい時にも笑顔で」 蕾が可愛いピンク色です。 |