2014年7月(July)
七月になりました。七月の別名は文月ですが、七夕の短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈ったことから「文」の字をあてたともいわれます。これから暑さも本格的になってきます。 七夕・花火・夏祭りの季節が近づき、何となくワクワクします。 |
アガパンサス(ユリ科 別の分類をする場合もあります。) 東アフリカ原産。見た目がクンシランに似ているために「ムラサキクンシラン」と呼ばれますが、クンシランとは全くの別物です。根元から長い葉を出し、初夏に花茎を伸ばし、先端にユリ状の花を多数、散形状につけるので非常に豪華です。アガパンサスとは、ギリシア語でアガーぺ(愛)アンサス(花)の二つの単語から「愛の花」という意味です。 |
テイキンザクラ(トウダイグサ科) 西インド諸島が原産の常緑低木です。花が5弁でサクラに似ているので、第二次大戦時に南方に派遣された兵が故郷の桜を懐かしみ、ナンヨウザクラと呼びました。しかしその名は他の植物に使われていました。そこで葉の形がバイオリン(堤琴)に似ている事からテイキンザクラの呼称が使われました。性質は強健で育てやすく、花期も長いです。 |
アジサイ(アナベル)(ユキノシタ科) アメリカ原産。つぼみの頃には緑色で、開くにつれて真っ白に変わります。花が集まった花房は20 センチ以上にもなります。一般に花と言われている部分は装飾花で、花びらに見えるのは萼です。その傍にオシベ・メシベのある両性花があります。ヤマアジサイやガクアジサイでは中央に多数集まっていますが、アナベルでは装飾花の陰に少しづつ散在しています。花言葉は「神の信頼」 |
サマークリスマスブッシュ(クノニア科) オーストラリア原産の常緑中高木です。夏にクリスマスを行う南半球の花で1cmほどの小さな星のような白い花が咲きます。開花後ガクが赤く変化し大きく伸びて色変わりしたように見えます。ガクなので散りにくく、長い間緑の葉と赤いガクで夏のクリスマスカラーが楽しめます。色移りが楽しい花木です。 花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」 |
ロシアンセージ(シソ科) 南西アジア~チベットに分布する大型の宿根草です。細長くて丈夫な茎を茂らせ、夏~秋にかけて青紫色の花がたくさん咲きます。葉茎には柔らかい白毛が生えており銀白色がかった緑色に見えます。ロシアンセージという名前ですがロシアには分布せずセージの仲間でもありません。花 |
ヘメロカリス(ユリ科) 日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類を品種改良されてできた園芸品種です。花が一日だけ咲く事から「デイリリー」とも呼ばれます。ギリシア語で「一日」を意味する「へメロ」と「美」と言う意味の「カロス」からこの名がついたのでデイリリーと由来は同じですね。花色、大きさ、咲き方、花茎の長さ、つぼみの数、開花する時間帯の組み合わせで多彩な品種があり、とても丈夫です。 |