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デュランタ(クマツヅラ科) 熱帯アメリカ原産の常緑性の低木。和名はタイワンレンギョウです。その名は植物学者のデュランテスに由来しています。しだれて伸びる枝先に多くの花をつけます。元々は観葉植物でしたが、紫色の花が咲く「タカラヅカ」の登場で花を楽しむようになりました。写真の白い花「アルバ」も可憐です。何故か白だけに刺があります。沖縄では生垣にも使用されるそうです。花言葉は「あなたを見守る」
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ケイトウ(ヒユ科) アジア、アフリカ、アメリカの熱帯・亜熱帯に分布します。花の姿を鶏のとさかに見立て「鶏頭」です。夏から秋に花を楽しむ、春まき一年草として扱います。暑さに強く、草丈は15cm~1.5mと品種によって大きく異なり、花色は黄色、赤、オレンジ、紅紫などがあります。トサカ系・久留米系・キルドシー系・プルモサ系がありますが、写真はキルドシー系で、羽毛のような花穂が特徴です。ヤリゲイトウともいいます。
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ゴシキトウガラシ(ナス科) 熱帯アメリカ原産。食用にされるトウガラシと同属ですが、色とりどりのカラフルな実を観賞します。最初は緑の実も、赤・黄色・紫など様々に変化します。実の形は丸から円錐状のものなどがあります。葉は濃緑で、斑入り種もよく出回っています。本来は多年草または常緑低木ですが寒さに弱いので一年草扱いにします。高温には強いです。観賞期間が長いのも魅力です。 |
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ハナセンナ(マメ科) ブラジル、アルゼンチン原産の常緑樹で寒さにはやや弱いです。細い常緑の葉と小さな黄色い花のコントラストが美しく、下側から突き出る3本のオシベが特徴です。夜になるとネムノキのように葉を閉じます。「ゴールデンキャンドル」または、花の香りが似ているので「ポップコーンの木」とも呼ばれます。原産地と可憐な花姿からアンデスノオトメとも呼ばれます。花言葉は「輝かしい未来」 |
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ユーストマ(トルコキキョウ) (リンドウ科) 北アメリカ原産。ギリシア語のeu(良い)stoma(口)からこの名が付きました。アメリカではTexas Bluebell、日本ではトルコ桔梗と呼ばれます。ただし、トルコとも桔梗とも直接関連はありません。高温、低温に晒されるとロゼット化します。高地に生えるものはほとんど一年で枯死します。低地では越冬して何年も生きるものもあります。原種の花の多くは紫色ですが、白、ピンク、黄などもあります。 |
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アカバナワタ(赤花綿) (アオイ科) 熱帯アジアが原産。「アベルモスクス・ポンティナム」とも呼ばれます。名前にワタとつきますが直接はワタの仲間ではありません。夏野菜として親しまれているオクラと同属です。もともとは多年草なのですが、寒さに弱く冬に枯れてしまうことが多いので一年草として扱います。6cm~10cmの花は一日でしぼんでしまいますが、最盛期には次々に新しい花を咲かせます。
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