スイートコーン(№116)

 あちらこちらでスィートコーンの花が見られます。1本の株の先端に、花火のように開いているのは雄花です。雄花が花粉を出し切ると、その株の中央付近の葉の付け根から穂が顔を出し、多数の毛が出てきます。これが雌花で、毛の先端は柱頭、毛は花糸、毛の根元には胚がありコーンの種子となります。つまり、毛の数と種子の数は同じと言うわけです。
 1本の茎の雄花が先に開き、雌花が後で開くのは自分の花粉で受粉することを避け、他花受粉を望んでいるためで、受粉は風による風媒花です。ですからスィートコーンを1列に植えると、一番風上の1株は歯抜けとなることがあるため、列植では無く、塊状に植えるのがいいようです。
 ところで、スィートコーンは貯蔵養分の自己消化が激しいので、収穫後、時間の経過とともにうまみが減少していきます。収穫直後が一番美味いですよ。
▲スイートコーンの雄花と雌花
▲スイートコーンの雄花
▲スイートコーンの雌花


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