ヘリグロテントウノミハムシ(№150)
庭木のヒイラギが、毎年春になると虫に食われ茶色く見苦しくなります。葉の裏には頭が黒く体が黄色の4,5mmのウジのような虫がいます。葉の裏をよく見ると、体長3,4mmで黒い体に赤い点を二つ付けたテントウムシのような昆虫も見られます。このテントウムシのような昆虫がヘリグロテントウノミハムシとよばれるハムシの成虫で、ヒイラギの大害虫です。成虫の後脚は太く、ノミのようにピョンと跳んで逃げます。頭の黒いウジムシは幼虫で、最初は葉の中に潜り込んでいますが大きくなると葉の外に出て食害し、やがて土の中で蛹になります。
モクセイ科の植物(ヒイラギ、ネズミモチ、キンモクセイ、ギンモクセイ等)を食害します。
モクセイ科の植物(ヒイラギ、ネズミモチ、キンモクセイ、ギンモクセイ等)を食害します。