クマバチ(№182)

 フジの花が咲くころ、黒くて体長2cmもある大きな蜂が飛び回ります。時々空中でホバリングしたり、大きな羽音を立ててすぐ近くまで寄ってくるなど、今にも襲い掛かってきそうな恐怖心を抱かせます。
 この蜂はクマバチ(属名で他のクマバチを指すこともあるため最近はキムネクマバチと呼び区別しています。)といいますが、いたっておとなしい蜂でむやみに手を出さなければ刺されることもありません。特にこの時期、飛び回っているのはオスですから刺しません。蜂で刺すのはメスだけです。オスは縄張りの巡回をし、自分のテリトリーに入ってきたものには、仲間はもちろん、蝶や鳥までも追いかけていきます。
 メス1匹で枯れ木に穴を掘り、営巣します。秋に羽化した成虫は、親とともに冬を越すようです。
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▲クマバチ
▲クマバチ