ギフチョウ(№253)

 スプリングエフェメラル(春の妖精)を代表する蝶は何といってもギフチョウです。
 かつては、人里近くの里山や植林地に多数見られました。しかし最近、里山の荒廃、土地開発、治山工事、林道造作・伐採などの森林作業に伴い、ギフチョウの幼虫の食草であるカンアオイ類の減少に伴い、発生が減少しています。
 4月上中旬に成虫が羽化、産卵し、5月上旬に孵化、6月中旬には土中で蛹化し蛹のままで来春まで眠につきます。
 成虫は中型のアゲハチョウで、黄白色と黒の縞模様が入ったきれいな蝶で、関西には類似種の蝶はいません。強いてあげるなら、ナミアゲハが似ているかもしれません。
(*画像をクリックすると拡大します)
▲スミレの花を吸蜜中のギフチョウ
▲食草のカンアオイ類(ミヤコアオイ)
 円内は葉の裏に産まれた卵塊


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