マメコガネ(№662)

 雑草から栽培作物まで、様々な植物の葉を食べるコガネムシとしてマメコガネがいます。
 マメコガネは日本の在来種で甲虫目、コガネムシ科の小型コガネムシです。成虫の体長は8~15mm、体表は強い金属光沢をもち、頭部、胸部は緑色、前翅は褐色で、腹部の縁に縞模様に見える白い短毛を持っています。写真では、いくつかの個体が後脚を伸ばしているのが見られますが、意味は分かりませんがよく見られる光景です。   
 北海道から鹿児島までの全国に分布し、成虫は5~11月の昼間に集団で植物の葉を摂食しているのをよく見かけます。マメ、イモ、バラ、サクラ、フジなど様々な植物を食べますが、幼虫は土中でそれらの植物の根を食べ、イチゴ、イモ類、芝生などでは土壌害虫として知られています。
 日本では、天敵類とうまくバランスがとれているようで大発生は見られませんが、海外ではアヤメの球根に紛れて侵入した北米で、天敵がいなかったこともあり、ジャパニーズビートルと呼ばれる大害虫になっており、2000年代にはヨーロッパへも侵入し問題化されています。
 

(*画像をクリックすると拡大されます)
▲ギシギシ葉上のマメコガネ
▲交尾中のマメコガネ

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