シラサギ(№557)
シラサギと呼ばれる白いサギの一群がいます。ペリカン目サギ科の白いサギで日本ではダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ(夏鳥で頭部から首が橙色となる)を指します。ちなみにシラサギという鳥はいません。日本で夏に翅が純白なのは前の3種で、サギの仲間はいずれも飛ぶときには首をS字型に曲げるのが特徴です。
ダイサギ:全長(嘴先端から尾羽先端まで)90cmで純白3種の中では最大。首とくちばしが長く、くちばしは夏黒く、冬黄色。比較的少なく、夏鳥として渡ってきたものは、秋には南方へ移動し、冬には別亜種がやってくるようです。足が長いため、他の種よりも水深の深い池、川、干潟などでエサを取ることができます。
チュウサギ:全長68cm、比較的くちばしが短いのが特徴。夏鳥として渡ってきますが減少中で環境省の準絶滅危惧種になっています。3種の中では最も用心深く、なかなか人を寄せ付けません。水田や湿地でエサを取ります。
コサギ:全長61cm、3種の中では最も小さなサギで、足の指が黄色いのが特徴です。留鳥で、日本では1年中見ることができます。浅瀬や水路でエサを取ることが多く、水中の小石を足で動かし魚を追い出して食べるなどの行動が観察されます。
3種のサギはいずれも池・湖畔や河川敷の中木に集団で営巣することが多く、サギ山と呼ばれます。サギ山は鳴き声がうるさい、糞やえさなどで悪臭がひどい、近くの車や、洗濯物を汚すなどの被害が多く問題視されることがありますが、水田では害虫を食べる益鳥とみなされることもあります。
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ダイサギ:全長(嘴先端から尾羽先端まで)90cmで純白3種の中では最大。首とくちばしが長く、くちばしは夏黒く、冬黄色。比較的少なく、夏鳥として渡ってきたものは、秋には南方へ移動し、冬には別亜種がやってくるようです。足が長いため、他の種よりも水深の深い池、川、干潟などでエサを取ることができます。
チュウサギ:全長68cm、比較的くちばしが短いのが特徴。夏鳥として渡ってきますが減少中で環境省の準絶滅危惧種になっています。3種の中では最も用心深く、なかなか人を寄せ付けません。水田や湿地でエサを取ります。
コサギ:全長61cm、3種の中では最も小さなサギで、足の指が黄色いのが特徴です。留鳥で、日本では1年中見ることができます。浅瀬や水路でエサを取ることが多く、水中の小石を足で動かし魚を追い出して食べるなどの行動が観察されます。
3種のサギはいずれも池・湖畔や河川敷の中木に集団で営巣することが多く、サギ山と呼ばれます。サギ山は鳴き声がうるさい、糞やえさなどで悪臭がひどい、近くの車や、洗濯物を汚すなどの被害が多く問題視されることがありますが、水田では害虫を食べる益鳥とみなされることもあります。
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