オオチョウバエ(№493)

 ガラス戸にとまっていた4~5mmのコバエを接写し拡大してみると、逆ハート型の翅、翅から触角まで全身を覆うモフモフの毛、特異な形の触角と実にユニークな昆虫であることがわかりました。
 これはハエ目チョウバエ科に属すチョウバエの仲間です。国内には50~60種類生息しているといわれ全国に分布しています。大部分は湿地や沼に生息し、幼虫は腐敗有機物を餌にし、成虫は夜行性で昼間は静止しているようです。
 殆どが屋外で生息していますが、家屋内で見付けられるのはホシチョウバエとオオチョウバエの2種類で、写真のチョウバエは大きさからオオチョウバエのようです。幼虫は高温多湿な場所、具体的には洗面台のオーバーフロー裏側、浴槽の裏、トイレタンク内部、洗濯機排水管、台所の排水トラップなど普段手の届きにくい場所で石鹸かす、皮脂、その他有機物などを餌としています。春から秋にかけては卵から成虫まで16日間程度のサイクルで増え、5~6月、8~10月には大発生することもあるようです。
 これまでに、病気の伝搬は知られていませんが、多数発生することで不快害虫とみられ、稀にハエ症(幼虫が人体内に入り込み腹痛の原因となる)を起こすことがあるようです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
 
 
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