クジャクシダ(№457)
庭園、リース、生け花などを作る際、その空間を埋める脇役としてなくてはならない植物の一つにシダ類があります。また1年中緑を楽しませてくれる鉢物としてシダ類が利用されることもあります。鉢植えシダとして店先で見かけるものの中にアジアンタムという名札をつけて売られているシダがあります。これは関西では、近くの山に入るとよく目にすることができるクジャクシダまたはその仲間か園芸種です。
クジャクシダは学名をAdiantum pedatumと言い、ホウライシダ科ホウライシダ属のシダでやはりアジアンタムの仲間です。国内では北海道、本州に多く見られ四国、九州では殆ど見られなくなります。夏緑シダ(屋外では冬期に地上部が枯死するシダ)で、茎は地下にあり、硬く、黒褐色で艶のある葉柄を地上部に伸ばし扇のように広げた枝に小葉をつける(羽状複葉)様子がクジャクが尾羽を広げたように見えることからクジャクシダと呼ばれます。葉柄の高さ15~50cm、葉を広げた幅は30㎝程度で横に広がった形となります。
春先、新葉が展開しますが緑葉のものと、小葉先端が淡赤色に色付くものがあり栽培には後者が喜ばれるようです。また、園芸種として矮性(ヒメクジャクシダ)、斑入り、細葉などがあるようです。
(*画像をクリックすると拡大されます)
クジャクシダは学名をAdiantum pedatumと言い、ホウライシダ科ホウライシダ属のシダでやはりアジアンタムの仲間です。国内では北海道、本州に多く見られ四国、九州では殆ど見られなくなります。夏緑シダ(屋外では冬期に地上部が枯死するシダ)で、茎は地下にあり、硬く、黒褐色で艶のある葉柄を地上部に伸ばし扇のように広げた枝に小葉をつける(羽状複葉)様子がクジャクが尾羽を広げたように見えることからクジャクシダと呼ばれます。葉柄の高さ15~50cm、葉を広げた幅は30㎝程度で横に広がった形となります。
春先、新葉が展開しますが緑葉のものと、小葉先端が淡赤色に色付くものがあり栽培には後者が喜ばれるようです。また、園芸種として矮性(ヒメクジャクシダ)、斑入り、細葉などがあるようです。
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