モリチャバネゴキブリ(№403)

 6月頃、山道で枯葉の山を踏むと、小さな(体長12mm程度)ゴキブリがセカセカと走り出し、すぐに枯れ葉の隙間に逃げ隠れてしまうことがあります。時々立ち止まるものがいてほんの少しの間観察することも出来ます。
 これはモリチャバネゴキブリといって、もっぱら屋外の枯葉の隙間などに住んでいます。どこかで見たことが?と思われるかたは、たぶん一杯飲み屋さんのカウンターかも知れません。確かに一杯飲み屋さんのカウンターで瓜二つのゴキブリを見かけることがありますがこれはまったく別種のチャバネゴキブリです。どちらの種も前胸背(胸の背中側)に黒い2本の立て筋が見られます。モリチャバネゴキブリはこの筋が後ろのほうで接近していますが、チャバネゴキブリでは2本が平行しています。
 モリチャバネゴキブリは屋外に生息しており屋内に入ることはありません。逆にチャバネゴキブリは寒さに弱く、冬季間暖房の効く屋内を中心に生活しています。ゴキブリは約3億年前に誕生したと考えられていますが人類の誕生は約20万年前と考えられています。モリチャバネゴキブリから約20万年前にチャバネゴキブリが誕生したと考えていいのでしょうか。
(*画像をクリックすると拡大されます)
▲モリチャバネゴキブリ幼虫
▲モリチャバネゴキブリ成虫

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