セスジスズメガ(№371)

 梅雨の頃から、全身黒く体側にオレンジ色か、黄色の眼状紋(目玉模様)をつけたイモムシを見ることがあります。尾端には先端が白い尾角と呼ばれる角があり、これをふりふり歩きます。いかにも刺されそうな感じがしますが、まったく刺しませんし毒ももっていません。幼虫が成長すると体節に白っぽいリング模様が入ります。体はつるつるで毛も無く、体長7cmにもなる大型のいもむしで、眼状紋がまるで蛇の目玉のようにも見えます。
幼虫の食草はヤブカラシ、ノブドウ、テンナンショウ、ムサシアブミ、カラスビシャク、ベニチョウジなど多くの雑草ですが、ホウセンカ、ニューギニアインパチェンス、サトイモ、サツマイモなども食べるため害虫扱いされています。
成虫は黒褐色の筋の入った灰白色の翅を持ち、静止した姿はジャンボジェット機のような形で腹の背中側に2本の白線が入ったスズメガです。
▲若令幼虫
▲終令幼虫
▲セスジスズメ成虫

 


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