2018年8月(August)

8月になりました。8月2日は七十二候の一つ『大雨時行(たいうときどきふる)』で、夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃です。こんな季節には、気分だけでも爽やかになりたくて、今月は小さく涼しげな花や葉を選んでみました。
プラティア(キキョウ科)
キキョウ科プラティア属の総称で、アジア、オーストラリア、ニュージーランド原産の常緑多年草です。5mm程の小さな星型の花が可憐で、草丈が5~10㎝でグラウンドカバーに向いています。花期は 4~6月、9~11月頃です。半日陰のやや湿った場所を好みます。画像の白い花はプラティア・アングラータ(エクボソウ、ムラサキコケモモ)です。他に青い花のプラティア・プベルラ(スターラベンダー・プラティア)や1㎝ほどの赤紫の果実が美しいオオミムラサキコケモモ(パープルクランベリー)があります。
ハツユキソウ(トウダイグサ科)
北アメリカ原産。クリスマスに見かけるポインセチアと同じユーフォルビア属で、正式な学名はユーフォルビア・マルギナタです白い葉が涼しげで、見頃の時期には雪が積もったように見えます。夏に小さな黄緑色の花を咲かせます。花弁のように見える部分は総苞片で、4個が集まって杯状になっています。1つの雌花とそれを取り囲む雄花があり、どちらにも花弁はありません。この構造はトウダイグサ科の植物に多く見られ、杯状花序といいます。寒さには弱いですが、こぼれ種からでもよく発芽して増えます。
セイロンライティア(キョウチクトウ科)
スリランカの標高600m付近に自生する植物で、日本にはタイ経由で花木として導入されました。高さ2mほどになる低木でよく枝分かれして、高温期(日本では夏)に直径3㎝程の清楚な純白の花を咲かせます。花びらは5枚で付け根の部分にも細かい花びらのようなものが見られますが、これは副花冠が発達したものです。キョウチクトウ科の植物はつぼみの時、花びらの巻き方が上から見て右巻きが多いのですが、本種は左巻きです。水切れに弱く、日光を好みますが、真夏の直射日光に弱く、寒さにも弱いです。
ナツメグゼラニウム(フウロソウ科)
南アフリカケープ地方原産の園芸種で半耐寒性常緑小低木または多年草です。センテッドゼラニウム(ニオイゼラニウム)で、葉の香りがナツメグに似ているのでこの名が付きました。アップルゼラニウムとペニーロイヤルゼラニウムの種間交雑で生まれた品種で、写真のような斑入り種もあります。葉や茎は小さく繊細で、花は春~秋まで暖かければ冬でも咲く四季咲き性です。他のゼラニウムに比べてもかなり耐寒性はあり、暖地では露地でも越冬します。
アベリア(スイカズラ科)
 中国原産の種をもとにイタリアで作られた交配種です。和名はハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)ですが、アベリアと学名で呼ばれることがほとんどです。四季咲きといえるほど長い間、鐘形の小さい花を多数咲かせ、花の香りは非常に強いです。半常緑なのに寒さに強いので公園などの生け垣によく使われます。花の少ない酷暑の時期に咲くので、多様なハチやチョウが吸蜜に集まります。写真はアベリア・エドワードゴーチャで、少し大きめのピンクの花をつけ、葉色は緑です。
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 白馬  
 非常に暑い日が続きます。
でも、我が家の植物たちは元気です。自動潅水で、たっぷりと水が与えられているからでしょうか?
先日、私は白馬へトレッキングに行ってきました。
老化した体が不安だったのですが、トレーニングを重ね、少しずつ鍛えてのチャレンジです。
ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで、標高1880mの栂池自然園に着きます。
早朝に白馬大池を目指して出発です。
残念ながら雪渓の状態が悪く、私ともう一人は目的地まで行くのを断念しました。
それでも、雪の残る白馬の山々、ワタスゲ、カラマツソウ、キヌガサソウ、ニッコウキスゲなど様々な植物たちをいっぱい見る事ができて、大満足でした。
風穴のある温度の低い所では、ミズバショウの花も見る事ができました。
私たちは、若い時からこのメンバーで、いつも信州のあちこちに行っていました。
ダケカンバの林、白馬連山、可憐な植物たち・・・・
あちこちに、若い頃の自分たちの欠片を置き忘れたのではないかと思う位、思い出がいっぱい染みついています。
「あの時は、○○だったね。」
「あんな事もあったよね。」
次から次へと、思い出が蘇り、話が弾みます。
今、中高年に登山がブームだそうです。
山頂や尾根から見える雄大な光景、道端の可憐な植物たち。
そんな美しい光景のあちこちに、ひたむきに生きていた、それぞれの人の若い頃の記憶や思い出がいっぱい染みついているのかも知れませんね。
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