2017年10月(October)

 10月になりました。10月4日は寒露です。この時期は9月からの長雨が残るため「秋霖」「秋黴雨(あきついり)」とも言われます。金木犀の香りが漂い、菊の花が咲き始める、心地良い季節が始まります。
キキョウ(キキョウ科)
日本、朝鮮半島、中国原産の多年草です。秋の風物詩として昔から親しまれていますが、実は花期は6~10月です。日当たりが良い山野に自生しますが野生のものは減少の傾向で、環境省のレッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。青紫色の一重咲きが一般的ですが、白やピンク色、二重咲きの品種も広く出回っています。根はキキョウサポニンを含み、咳止めなどに効く薬草としても利用されます。万葉集で山上憶良に詠まれた秋の七草の歌の「朝貌(あさがお)の花」はキキョウの事だともされています。
コスモス(キク科)
熱帯アメリカ原産。メキシコからスペインのマドリード王立植物園に送られ、コスモスと名づけられました。コスモス属の総称、または種としてのオオハルシャギク を指す場合もあります。別名「アキザクラ(秋桜)」。日本には明治に渡来し秋の季語としても用いられます。日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育します。短日植物ですが、6月から咲く早生品種もあります。ピンクや赤紫の花が多いですが、写真は淡いレモンイエローです。同じ黄色いコスモスでもキバナコスモスとは同属別種です。
ダリア(キク科)
メキシコ・ガテマラ原産。野生種は高地に自生するものが多く、現在広く親しまれているのは、野生種を掛け合わせて作られた園芸品種群です。大輪種の豪華さ、小輪種の愛らしさ、様々な花色や形などその選択肢の多さが魅力です。花色は青以外はほぼ揃っています。暑さに弱く、初夏に一番花が咲いたあと、夏は花が減り花色が鈍り、秋にまた冴えた色の花を咲かせます。日本では春に球根を植え付けて秋に花を楽しむのが多いです。タネから育てられる品種もあります。
  ミズヒキソウ(タデ科)
インド原産の多年草で、晩夏から秋に道端でひっそりと咲いているのを見かけます。細く真っ直ぐに伸びた花穂に米粒大の小花(実は萼)を疎らに付けます。 花被片が4つに深裂し、上3つは赤く、下1つは白いので、祝儀袋に掛かっている赤白の水引に例えられこの名がつきました。別名ミズヒキ、白花は「ギンミズヒキ(銀水引)」と呼ばれます。地下茎、こぼれ種でも増えます。花言葉は「喜び」「慶事」「祭礼」です。晩秋に実の先から花柱が2本出てフック状に曲がって服につきます。つまり「ひっつき虫」です。
  黄金カズラ(キョウチクトウ科)
日本・朝鮮半島原産の蔓性低木の多年草です。テイカカズラの斑入りの種で「黄金錦」とも呼ばれます。良く日光に当てると緑葉に黄金色の斑が入り、赤や橙色の新芽とのコントラストがとても美しいです。強健で耐寒性と耐暑性があり、夏も直射日光による葉焼けにさえ気を付ければ大丈夫です。常緑で越冬し、花が無くても色鮮やかなので、同じキョウチクトウ科のハツユキカズラと同様グランドカバーとして多く利用されています。晩秋に寒さに当たると紅葉します。サトイモ科のポトスも「黄金カズラ」と呼ばれています。
ジニア(ヒャクニチソウ)(キク科)
メキシコ原産の非耐寒性一年草です。5~11月にかけての長い期間開花します。秋になり気温差が出てくると花色がいっそう鮮やかになります。花の大きさも様々で花色も豊富、一重・八重・ポンポン咲きがあり、草丈も様々です。最近では背が低めで脇芽が多く、一株でたくさん枝葉が茂り、多くの花を咲かせるものも増えています。別名「百日草」(実際は百日以上咲きます。)「長久草」「浦島草」で英名は「common zinnia」「youth and old age」ですべて花期が長い事に由来します。花言葉は「遠い友を想う」「いつまでも変わらぬ心」。
道を歩けば・・・・     
 10月になりました。
待ちわびた秋が、やっとやってきました。
朝窓を開けて、風を浴びると、もうそれだけで幸せな気分になれます。
これからは、自然の中を歩く事が、いっそう心地よい季節です。
泉北ニュータウンには、公園・緑道・ヒガンバナやコスモスが咲く田んぼ横の道等、散歩にぴったりの道が色々あります。
歩く事は脳の活性化に、とても良いらしいです。
運動して脳の血流がよくなることで、脳の神経組織を維持するのに欠かせない NGFという物質が増えるそうです。
多分それだけではなく、目にする木々や花、頬に当たる風や光、虫の声、森の香り、そんな刺激も大いに脳を活性化しているのでしょうね。
私は自然の中を歩いていると、普段は使わない脳の一部分が、急に活動的になってくるのを感じます。
アイデアが何も思いつかない時は、歩いていると不意にふわっと面白い発想が浮かんできます。
時には、もうとっくに忘れ去っていたと思っていた昔の記憶が、映像のように次々と浮かんでくる時もあります。
実を言えば、楽しい事よりは、(ほんの些細な事なのですが)ネガティブな悲しい事の方がよく浮かんできます。
そして時には、本当はその時に言いたかった事を、ぶつぶつ独り言のように口にしている時もあります。
でも、それらはとても大切な事のようです。
人間は、心の無意識の部分に閉じ込めてしまった悲しみや怒りを、「意識化」「言語化」する事で風化させることができるそうです。
そう考えると、自然の中を散歩するって素晴らしい事ですね。
体と脳を活性化して、心を浄化してくれます。
これからしばらくは美しい季節が続きます。
移ろいゆく自然を丁寧に味わいながら、散歩をたっぷりと楽しむつもりです。
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