大寒!(No.85)


2021年1月22日

Sです。

大寒とは一年のうちで、もっとも寒さがきびしいころを言います。2021年の大寒は、1月20日(水)ですが、この大寒の時期というのは1月20日から立春の前日にあたる2月3日ごろまでとなります。

その根拠となるのが、太陽の動きをもとに一年を二十四等分して、季節の節目を表した「二十四節気(にじゅうしせっき)」です。

日本では平安時代から使われている暦(こよみ)のことで、もともとは古代中国で農業の目安として作られた暦で、春秋戦国時代(BC.770~BC.221)黄河流域で作られたとも言われています。

暦の上ではこの日から春となり、節目の基準となるのが立春で2月4日ごろで、1年の始まりとなります。但しまだまだ寒い時期でもあり、立春を過ぎてから初めて強く吹く南風を「春一番」とも言います。
このようにして1年間24の節目に名前がつけられており、「二十四節気」の一番最後が大寒ということで立春まで寒さが続き、これが終われば春近しとなるわけです!

若干現代の季節感とは違和感は無きにしも非ずですが、古来より面々と受け継がれてきた「歳時記」として大切にしたい季節感と個人的に思います。

昨年末に知り合いの造園屋のM社長に正月用に作ってもらった、「松竹梅の盆栽」の梅が咲き始めました。

肌寒い日が続いていても、咲いてくれた梅の花を見ると、春の到来を感じることができ温かい気持ちにひたることができます♪♬

<ちなみに「松竹梅」について紹介すると>
「梅」は桜をはじめとする他のどの花よりも先に咲き春の訪れを教えてくれ、清らかさや清純といった生命力・喜びをあらわし、「松」は冬の間の風雪や厳寒に耐えて、ずっと緑色を保つということで長寿を表現し、「竹」は生長の象徴といった意味もあり、縁起物3つが合わさった大変めでたいものとなります。!(^^)!

 


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