春よ、来い!(No.60)


2020年2月4日

Sです

節分を終え立春を迎えました!『立春大吉』という言葉があります。 “除災招福”の意味をもつとても縁起のよい言葉だということです。

最近では見かけないようですが、立春大吉のお札を立春の日に門に貼る家や寺があります。これはお正月飾りのしめ飾りをして魔除けをする意味があるのと同じで、その立春版と言うことで節分にも関係しているようです。
節分ではご存知のように豆をまいて悪気邪鬼を追い払いますが、立春大吉も同じように立春という季節の変わり目に、その邪鬼を追い払うために門に貼るようになったそうです。

 

何故貼るかと言うと・・!
「立春大吉」という言葉は、左右対称なので、お札を表から見ても裏から見ても同じように見える!そのためお札を玄関などに貼っておくと、鬼が入ってきて振り返った時に全く同じ「立春大吉」の文字を見て、「まだこの家に入っていなかったのか?」と勘違いして入っていく?!(出ていく)ということで、“鬼が出ていくので”一年間平穏無事に過ごせるということです。

古来より二十四節気という言葉があります!四季がはっきりして季節の移り変わりを肌で感じることのできる日本だからこそ根付いた言葉で、1年を24の期間に分けたものだそうです。厳しい寒さが過ぎて、徐々に暖かく、柔らかくなっていく日差しに心が浮き立つ春を楽しむため、暮らしに深く根付いたそうで、暦の上の春は、立春から立夏の前日までをさすようです。
最近では季節の区切りが分かりづらくはなってきていますが、春というだけでうきうきするのは皆同じ思いではないでしょうか?

特に私の場合は、松任谷 由実さんの曲を耳にすると、春を心待ちにする気持ちが強まります。!(^^)!

「春よ、来い」♪

淡き光を立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花

溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める

それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする


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