転ばぬ先の杖!(No.52)


2019年10月18日

Uです。

先日剪定でお伺いしたお客様のところから、松の支柱が朽ちて危ないので、新しく付け替える依頼を頂きました。
早速Oさんと二人で作業に伺いました!

植木の支柱というのは、木の大きさ、植栽条件などに合わせて、“鳥居支柱” “八つ掛け支柱” “布掛け支柱” や “生垣用支柱”など様々ありますが、今回使用する支柱は、“頬杖支柱(ほおづえ)”というものです!
この頬杖支柱は、幹を曲げて育てて(仕立てる)いる松など「門かぶりの松」と言いますが、こういったものに使われるものです。

支柱の材料は4mの防腐処理済みの丸太杭で、現場で採寸して加工していきます。頬杖支柱はこの杭1本のみで支えるので、据付位置が大切になってきます!
キチンと採寸し据え付ける際に枝を持ち上げるのですが、大きな松なのでなかなか重たいものです!


大人二人で、どうにか持ち上げベストな位置に据え付けを完了!作業が終わりご覧いただいたお客様も安心した表情でした!

「転ばぬ先の杖」という諺がありますが、松自身?も新しい支柱を付け替えてもらい「心配の種」がなくなり、ホッとしたのではないでしょうか。!(^^)!


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