令和元年!気持ちも新たに仕事はじめ!(No.41)


2019年5月14日

Sです

4月30日「退位礼正殿の儀」をもって平成が終わり、翌5月1日「剣璽(けんじ)等承継の儀」のあと令和がスタートしました。新しい元号に世の中は期待感もあり大いに盛り上がっています!

令和元年の初仕事として和歌山の個人邸に、芝張り作業に行ってきました。

<整地>
芝張り前の状態をつくるため、雑草、石、ガレキ類などきょう雑物(あるものの中にまじっている余計なもの)を除去。そのあと真砂土と土壌改良材も混入しながら不陸整正(地面を平らにする)をおこないながら、芝が張れる土壌状態に仕上げます。

<芝張り>
張り方も ベタ張り、目地張り、市松張り、筋張り等がありますが、今回は姫高麗芝をベタ張りしていきます。一部高さ30㎝程の築山があるので、芝がずれないよう目串も2本/枚づつ打ち込みます。

 

<目土>
張った芝生には、厚み5mmほどになるよう目土をトンボですりこんでいきます。目土は芝生と芝生の目地(すきま)をふさぎ、芝生全体の凹凸がないように均すことで芝生の発根を促す役目を果たします。目土後はローラーで転圧し締固めます。

<散水>
芝張り後、最も気をつけたいのは水切れです。根が短い分、水分吸収力が弱いですから、表面が乾いていたらたっぷり水やりをします。特に散水は朝が基本です。暖かい時期なら2週間もあれば根付きますが、毎日水をやる必要があります。散水間隔の目安は、2月は3~4日に1回、3月は2~3日に1回、4月は1~2日に1回、5~9月は毎日(夏は場合によっては朝晩)、10月は1~3日に1回、11月は2~4日に1回ぐらいです。気温が高いほど散水間隔を短くする必要があります。

 

当社では『芝生つくりハンドブック』を作成して、芝生を張らせていただいたお客さまに無料でお配りし、引き渡した後の芝生管理の参考にしていただいています。


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