自然災害のおそろしさ(No.21)


2018年9月10日

Sです。

近年まれに見る大型台風が、9月4日の午後近畿を縦断しあちこちで猛威をふるいました!
最大瞬間風速は50mを超える強風で飛ばされた飛来物が当たるなど7人の方が亡くなられました。街路樹はなぎ倒され、建物の壁ははがれ屋根の瓦も飛び散り、トラックがまるでおもちゃのごとく転げていくニュース映像を信じられない思いで見ていました。

アジアのハブ空港である関西国際空港は、滑走路が浸水し、空港連絡橋には大阪湾を風で流されたタンカーが橋に衝突し連絡橋を破損する事故も起き、空港利用者3000人が関空からでれず孤立するという異常事態も発生しました!

大阪に長年暮らす私にとっては、台風被害はめったにないもの!たとえ近畿に上陸しても失速して勢力は弱まるものと高を括っていただけに、これほど大きな勢力の台風が直撃したことはショックでした!

6月18日の大阪府北部地震のときと同様、都市機能が自然の猛威にはなすすべもなく、マヒしてしいました!

そんな最中に9月6日未明に北海道胆振(いぶり)地方を震源とする震度7の地震が発生しました。北海道ではこれまでなかった「内陸直下型」の地震でしたので、人々が生活している場所と震源地が近いので大きな被害となりました。これまでに亡くなられた方は40名を超える大惨事となり、更に2000人を超える人たちが避難生活を強いられている状況が続いています!

今回の大型台風は自宅にいましたので、台風が近畿に上陸して徐々に近づき、風が次第に強くなり家中が揺れ出し怖い思いをしましたので、今思い返しても背筋が寒くなります。

特に都会に暮らすものにとっては、便利で何の不自由もない生活に慣れてしまい、自然の大きな力を感じる機会は少ないのが現実です。
しかし今年に入り、立て続けに大きな自然災害のおそろしさを目の当たりにすると、いつか起きるであろう南海トラフ地震に対して、どのような備えをすべきか真剣に考える時期にきているとつくづく感じました!


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