夏の強い味方!(No.95)


2021年6月25日

Uです。

梅雨も長引いており、暑さはすでに夏本番です!我々も厳しいですが、植物にとっても過酷な状況といえます。(-_-;)
先日堺市内にあるT社の植栽に自動潅水(水やり)工事を施工させていただきました。

社屋の周囲にはコニファーの木立があり、一段下がった高さにローズマリーの生垣や地面を覆う地被類が植わっており、緑が目に鮮やかでで瀟洒(しょうしゃ)な建物ともバランスがとれた上品できれいな植栽です。(^^♪

更に、この植栽は社員自ら愛着をもって大切に管理をされているとのこと。但し、夏場の水まきだけは周囲およそ100メートル近くあるため、かなりハードな作業であったので、過去に植栽の根元に水がにじみでるホースを敷設し、2カ所のバルブを開けると水がでるようにされていました。しかしながら出した水も「手動」なので止めないといけないし、ホースは年数が経過して劣化しだしホースの水漏れが目立ち始め、水がにじみ出ていない箇所も増え植栽が弱ってきていたようです・・。

そこで当社に「自動潅水システム」導入のお話がありました。
当社からは、次の提案をさせていただきました。

① 劣化しやすい【水がにじみでるホース】から【丈夫で等間隔の穴からポタポタと水が地面に染み込んでいくホース】に取り換えること!

ちなみに穴の裏には、特殊なドリッパーが溶着されており、30㎝間隔のどの穴からも一定の水が染み出す仕組みです。<潅水ホース断面図参照>

圧力補正機能(均一潅水)と目詰まり防止機能も標準装備!

② 電磁弁一体型の潅水タイマーを設置することで、【手動】から【自動】へと無人化省力化をはかること!

特に②のタイマーは、当社ではこれまで学校の芝生グランド、マンションの植栽など広くてオープンな植栽に設置し好評を得てきました!
またタイマーの上からプロテクターボックスを被せ施錠もできるので、外部からいたずらされる心配もありません。


これら①②についてご了解いただき、施工することになりました!

今回私たちが導入させていただいた自動潅水システムが、「夏の強い味方!」として水まきの心配もなく安心して社員のみなさんに使っていただけたらと切に願うばかりです。


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