ハナミズキ(No.92)


2021年4月23日

Sです

春は一年で一番植物たちが元気な季節で、冬の間眠っていた木々が目覚め、生き生きとした新緑が目にまぶしいくらいです!
また春は花を咲かせてくれる花木がたくさんあります。
中でも梅(1月下旬~3月)→桃(3月~4月)→桜(3月下旬~4月)は、順番に咲くことで春の訪れを感じさせてくれる「華やかな」花木と言えます!
そして桜のあとに咲くのがハナミズキ(4月下旬~5月上旬)で、ちょうど今の時期見頃で街中を彩っています。

原産はアメリカで、ヤマボウシに似ていることから、別名「アメリカヤマボウシ」とも言い、花の基にあるつぼみを包んでいた葉「総苞(そうほう)」が白や赤、ピンクと色づき花びらのように見えるのが特徴です。実際の花は総苞の中央付近に集まった小さなものです!

総苞とその中にある小さな花

紅葉時期など四季折々に美しい姿を楽しむことができるので人気があり、庭木などにも使われています。!(^^)!
歴史的には1912年(明治45)に桜の木をアメリカ・ワシントン市へ送った際の返礼品として日本に渡来したようです。

個人的には、ハナミズキといえば思い浮かべるのは一青窈(ひととよう)さんが歌う「ハナミズキ」です。

作詞:一青窈 作曲:マシコタツロウ 

空を押し上げて 手を伸ばす君
五月のこと どうか来てほしい
水際まで来てほしい

つぼみをあげよう 庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように ♬

この歌詞とハナミズキの可憐な姿がぴったりマッチして、ハナミズキを見つけると、思わず口ずさんでしまいます。\(^o^)/


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