熊野古道にて(No.73)


2020年8月22日

Uです。

先日、世界遺産に登録されている熊野古道を歩いて、目的地である熊野本宮大社まで行ってきました。
熊野本宮大社は、熊野古道の聖地であり、スサノオノミコトが祀られています。


聖地に向かうルートはいくつかあるのですが、その中でも今回は比較的易しいルートの、中辺路(ナカヘチ)を通りました。
道中は山々を望む里山の風景を楽しむことができ、その山を通行する際には、たくさんの背の高い杉の木に魅了されたりと、飽きる事なく道中を過ごすことができました。

古来いにしえの人々は「祈りの道」とも呼ばれるこの道を通って、何を思い、何を祈り、何を願ったのでしょうか…。


熊野古道は中世期に日本最大の霊場として隆盛し、1000年以上も使われ続けてきています!

この熊野古道を歩くことは、時を経て現在まで綿々と行われている人間の本能の様な気がします。

自動灌水装置の修理(No.72)


2020年8月13日

Uです

猛暑が続いています!造園屋にとって夏場は、草刈りはじめ夏季剪定などの作業が目白押しです!
更に当社では自動灌水(水やり)工事の問い合わせもこの時期多くあり、個人邸やマンションなどから依頼がきます。
暑い夏の水やりは気温が上がっていない早朝か夜にするのが理想ですが、なかなかホースをもってその時間帯に水まきするのは大変ですし現実的に相当ハードです・・。そんなときに威力を発揮するのが自動灌水というわけです。

この度堺市にある白鷺公園の自動灌水装置の修理依頼をいただきました。ここ白鷺公園は約100種1万株のハナショウブが植えられており、市の花にもなっている「ハナショウブ」が5月下旬~6月上旬に色鮮やかに咲き誇ります。
白鷺公園では花苗を鉢で年間を通じて管理する圃場があります。特に土の表面が極端に乾燥しやすい夏などは、水を張った受け皿の中につけて底面から吸水させる「腰水管理」をしています。過去公園事務所のスタッフが人海戦術で水やりをしていましたがかなり大変だということで、自動灌水装置を取付け受け皿に並ぶ多くの鉢には細かい霧状の水がでる特殊なスプレーを設置して毎日朝と夕方の2回一定時間水を自動で出すようにしました。しかし装置の不具合で自動灌水ができなくなったため今回修理となりました!

炎天下作業の合間に休憩がてら公園内を歩くと、広大な蓮池があります。ちょうど開花期間のため蕾の状態から、きれいに咲き誇ったものなど、非常にすがすがしい景色が広がっています。また中には花びらが散ったあとの蓮の実もありながめていると蓮台(れんだい)を想像し、ちょうど盆の入り(8/13)から盆明け(8/16)期間でもあるので厳かな気持ちとなりました。


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