咲いた♪咲いた♪ヒマワリの花が・・


2017年8月2日

夏にヒマワリの花々が咲き乱れる景色というのは季節感があって良い物ですが・・
ヒマワリの群植をきれいに満開にさせるのは、それなりの管理が必要です。
具体的に言うと。
①花にそこそこの大きさがある
②緑色のスペード型の大きな葉が生き生きとする
③矮性種といえど、太い茎でスクっと立つ

の三点がクリアできないとだめなのです。
ヒマワリに限ることではありませんが、花がきれいに咲くには、緑の葉のボリュームが大事です。
葉と葉の間隔も詰まり、色が鮮やかな緑色(黄色っぽいのは×)で、
害虫(主にグンバイムシ)にも食害されず、たっぷり日光を受けて多数茂る・・・状態です。
また茎の太さもポイントです。茎の太さはそれに耐える大きな花が咲くことを意味します。
苗の良し悪しももちろん大切ですが。植えた苗を先に述べたように育てるために。
土は有機質たっぷりの状態にすると水持ち、肥料持ちが違います。その上で、効果的に働く
肥料を元肥えとして混ぜます。肥料切れは葉色が黄色っぽくなります。その後は、害虫などを
観察しながらしっかり水をやります。

植物は、とにかく子孫を残すことが一番のゴールですので、水が足りなければ、最低限度
の状態で種を作ろう(花が咲く)とします。またこの時期の夏草も光や肥料や水をうばいます。
結果、小さく、少ない量の黄色っぽい葉、細く短い茎、小さな花の、貧弱な花畑になります。
仕事がらいろんな花壇の花の咲き具合で、管理の状況を想像してしまいます。

今年、U君が選んだのは、矮性種のピノチオゴールドという品種でした。花弁がやや細長く、
芯の色もやや薄めです。昨年同様の酷暑で、水やりにはとても気を遣っています。少々の雨は
役に立たないので、ダメ押しの水やりも行います。初期の小さい時期は雑草に負けるので
除草も大切な管理作業です。それでもようやく花が咲き始めました。
今年も元気モリモリのひまわりでした。

せっかくの花も水切れで寿命を縮めます。まだまだU君たちの水やり作業がつづく日々です。

 

 


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