スティング


2012年11月28日

映画の題名です。音を伝えられなくて残念ですが。知る人ぞ知る・・・
♪タラタラッタラッタター、タタラララララッララッラー♪という軽快なテンポの曲と共に、
伝説の賭博師であるポールニューマンと若いイカサマ師のロバートレッドフォードが
マフィア組織の大物を手玉に取る痛快なお話です。

実はこの数か月、私はスティングの中の登場人物のようなことを経験しています。
残念ながら主役ではなく、だまされる側の方ですが・・・・

舞台は、O西小学校のグラウンド
物語は、もうすぐ夏休みが始まるという7月のある日に始まりました。
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紋次郎


2012年11月1日

高校生だったころ、テレビで『木枯らし紋次郎』というドラマを観ていました。
ニヒルに「アッシにはかかわりのねえこった」と言いながら関わっていく紋次郎や
主題歌が好きで、通学の車中でよくハナミズキさんとその話題でキャアキャアと盛り上がっていました。
遠い昔の話ですが・・・

今日はそんな木枯らしを連想させるとても風が強い一日でした。
S部長は、昨日施工した自動灌水のリニューアル工事の説明資料を持って出かけました。
他のスタッフは剪定作業です。私は北大阪の方へ資材の配達です。
とにかく風がきつくて、高速道路を走る私の軽トラックは蛇行をして
横風防止の表示のようにひっくり返るのではないかとヒヤヒヤしていました。

最近大忙しの剪定作業ですが、こんな日の後片付けは大変です。
案の定、剪定組が暗くなっても戻ってきません。
帰りが遅いので状況をA子さんに携帯で尋ねると、まだ片づけ中だと言います。
日暮れてぎりぎりの時間にようやく帰路についたようです。

片づけのほとんどは手作業ですが、仕上げにブロワーという機械を使うことも多いです。
エンジン式のブロワーは吹き出し口からすごい勢いで風が出ます。手慣れた人間だと
まるで透明人間が落ち葉を操るように、散らばっていた葉が踊るように、一つ所に集まっていきます。
時に、溝などは入射角を上手にコントロールして人の手の届かない奥の方から
たくさんの塊になって葉っぱが飛び出してきます。
ところが慣れない人間がすると、葉っぱがまとまらず、時には集まったものまで
離散してしまいます。

そんなすぐれもののブロワーですが、今日は機械の風圧以上の風で機能しなかったようです。
文字通り逆風でした。ブロワーの達人のA子さんでさえ苦戦だったようで、
集めようとしても、ちりじりになり、いつの間にか視界から消えてしまいます。
自然の風が葉をまきちらすと、後で、飛び散った葉がくぼみに集まり、少々厄介です。
以前このような風の強い日に作業をしたところ、翌日クレームがきました。
ゴミの取り忘れがあるというのです。(そんなはずはない・・)と思って出向くと、
集めたはずのない場所に葉っぱの小山ができていました。
飛び散った葉が夜半の風の向きの変化で、くぼみに集まっていたのです。

剪定作業は木枯らしの季節までには終えたいところですが。なかなかそうはいきません。
最近特に、新しいお客様が増えてきたので、剪定部隊は大忙しです。
剪定の腕前はもちろん、片づけにもこだわりを持つ、私たちには
「木枯らし」は仕事の質に大いに「関わりのある」ことです。


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