憂いなく過ごすには・・・


2012年9月17日

小さい秋も、すっかり融けてしまったような残暑が続いています。
さすがに今週は台風が夏を追い払ってくれるのでしょうか?

植物は気温と日照で成長します。
本来は気温も下がり、日も短くなり、そろそろ夏の生育のブレーキが
かかるころですが・・・
気温が高いせいか、種を播いてもあっという間に成長してくれます。
いつもなら何週間もかけて育てるコスモスの苗も、今年度は種を播いて
二日で発芽、2週間余りで移植可能なサイズに育ちました。
先週の金曜日、雨を予定?しながら2500株を植え終えた途端に
大粒で激しい豪雨になりました。ここまでは予定通りでした。
しかし雨の勢いが強すぎました。嫌な思い出が頭をよぎりました。

数年前の雨では、同じ現場で10分ほど雨宿りをしているうちに
その後エライ目に合いました。
あっという間に道路は冠水。どの車もボートのように進み、車が起こす波で
端を歩いていた人が倒れそうになっていました。
ようやくたどり着いた交差点は池のようになっていたのですが、突っ込んでしまいました。
軽トラックは比較的排気口が高い位置にあるのですが、エンジンが止まる恐怖に
おびえながら進むと、突然前進できなくなりました。何度やってもダメです。
窓の外に工事関係の人たちが車を寄せていました。その人たちはしきりに
私に指差すのですが意味が分からず。すっかりパニックになってしまいました。
ようやく指をさす方に気づくと。車の前輪に何かがひっかかっていました。
それは、歩道に置いてあったプランターでした。それが流されて
前輪にひっかかっていたのです。男性が二人で外して下さりようやく
車が動きました。やはり冠水状態の道路を走行するのは危険です。

今回はそのときの苦い経験から、降り出してすぐに撤収し、
例の交差点を避けて、できるだけ高い位置を目指して進みました。
それでも、道路の端からボコボコと水があふれて、浸かっている個所もあり、
しかも大渋滞です。何か事が起こったときに、車での移動というのは
リスクがあるとつくづく思いました。
あと少しというところが完全に下り坂で水没していました。
しかも一方通行の側道です。恐る恐る前進する乗用車。立ち往生の車。
次々に車が溜まってきます。
結局私は側道の細い脇道を長距離バックして別道で帰りました。
この道は絶対避難経路には使えないなと思いました。

災害の状況を想像することは、平時にはなかなか難しいのですが
やはり備えと、免疫程度の怖い経験かな?と思いました。
まだまだ厳しい季節に振り回されそうです。


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