元気玉(げんきだま)


2012年1月20日

とは、息子たちが幼かった頃のアニメのヒーローが作る球の名前です。
いろんな人の少しずつの「元気」を集めて、パワーアップするのです。
アニメの話ですが。最近、そういうのがあれば、お贈りして
元気を出してもらいたいなと思うお客様がおられます。
ひとまず、仕事の結果に「元気」を込めたいところです。
もちろん私たちも、「元気」を分けてもらう場合もありますが。
昨日はそんな場面もありました。人の笑顔があふれる場には、
きっと良い「気」が出ているのかもしれません。
実は私たちの仕事は、終わったときにすっきりするので
お客様の笑顔を見る機会が多いのです。
スタッフの疲れが吹き飛ぶ瞬間でもあります。
Mさんのお宅の場合、当初はデッキを壊して片付けるだけでしたが、
この際にと、これまで気にしておられた箇所(日曜大工のフェンスの取替え、
屋根つきの物干し場と、目隠しなど)も手を入れることになりました。
K専務が設計し、施工にも関わりました。
ご予算の範囲に収めるために、既存のものを加工しながら
あつらえたようにしつらえる工夫はいつもと同じです。
つながれていたワンちゃんと顔見知りになった頃終了です。
手に負えなくなった庭木の剪定の場合です。
ときに思いっきり切り詰めた方が良いのですが、
なかなか、みなさんできないものです。その結果
樹木のボリュームは大きくなり、お互いが邪魔し合って
手がつけられなくなります。
これもしっかりすっきりです。お隣のガレージの屋根
に詰まっていた落ち葉も取り除いたので、とても喜んで下さいました。
今日も、「すっきり」目指しての作業です

新年明けましておめでとうございます


2012年1月3日

とても穏やかなお正月でした。
新しい年を迎えて、今日は清々しい「気」をもらいに
河内長野市の天見に行きました。岩湧山のふもとで、
樹齢400年の大銀杏がある八幡宮近辺は、私の好きな場所の一つです。
ひなびた駅を降りて歩いていくと、苔むした石垣から
たくさんの南天が生えて、真っ赤な実がたわわになっていました。
朱赤の実と、緑の苔の色の間に、銅葉色の南天の葉が入って
華やかなのに、落ち着いた風景です。

人の気配が無いせいか、空気もひんやりとして、引き締まった感じです。
しばらくすると、遠くに存在感のある大きなスギやクスノキが見えてきました。
八幡宮です。
大銀杏は、落葉しているので、わっさわっさするような葉の量の
圧倒感はありませんでしたが、冬芽のついた、もつれるような枝が
大きな幹を覆っていました。

こんな大きな木から見れば私たち人間の一生は「セミ」のように
見えるかもしれません。
大木の泰然とした雰囲気の中では、日々の一喜一憂を少し忘れてしまいそうです。
神殿に向かって、きっとたくさんの方が祈願されたであろう、
(今年は良い年でありますように)を心から願いました。
今年も精一杯がんばります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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