♪バラが咲いた〜バラが咲いた〜


2011年5月18日

街中にバラが溢れています。
今日は、個人邸のバラ園の管理作業の日でした。
K専務とItさんが伺いました。
2年前近く、うちのお客様の中の最高齢(実は近々更新しそうですが)
の90歳の施主様のご依頼で、お庭にある20本近くのバラ園に
自動潅水を敷設して、バラを含むお庭の年間管理作業をお請けしました。
80歳半ばまでは、ご自分で車も運転され、遠方までバラ苗の購入に
行かれ、土や肥料なども仕入れてお手入れされていたのですが、
水遣りも思うようにできなくなったと自動潅水の設置を希望されました。
当初、バラは根元がぐらぐらしているものもあり、
土も痩せていました。
「私が植えたものなら処分もするのだけど。亡くなった主人が大事に
していたものだから。当時はすばらしく咲いていたのだけど・・
もう一度あのバラ園が復活して欲しい」
と言っておられました。
自動潅水の敷設工事は2009年の8月にS部長が行ないました。

2009年9月当時

あれから1年10ヶ月。
バラの栽培歴の長い、病害虫対策の専門家でもあるK専務が中心に、
月1回の管理作業で、病害虫対策や、

土壌改良、施肥、及び剪定を繰り返した結果、
この春はこんなに見事に花が咲き乱れました。


2009年
現在

特に、黄色い丸印のバラの花の大きさはとても見事でした。

携帯電話との比較

潅水ホースは、土の撥ね返りがほとんどないので、
このようにバラ園の管理の省力化にはぴったりです。
夏場は朝晩の涼しい時間帯にセットしてあります。
今は別場所でお暮らしの施主様に、昨年同様
ご家族から届けられたバラの花で、喜んでいただけることと思います。

あおいくま と ひょうたん島


2011年5月17日

昨日は、ねらっていた入札物件の開札日でした。
今年も、やってみたい花関係の仕事が落札できませんでした。
今年度は、最少価格から、最低入札価格の設定へとシステムが
変更されました。
最少価格の競争入札で落札するには、当たり前の話ですが
自分たちで価格を決めます。赤字を出さずに、品質を落とさず、
しかも作業する人間に負担がいかないように、コスト削減をしますが、
この時勢では、劇的に安い価格でないと、落札できません。
『良いものを安く速く』する工夫は結果的に自らを鍛えることになります。
苗の仕入れ価格の数円の差に一気一憂し、
管理を楽にするための手入れのタイミングなども意識しながら、
いつもぎりぎりでピリピリやっていました。
ところが、年々、落札価格は下落していきます。
イメージで言うと・・・
昔何十年も前のテレビのクイズ番組で、クイズの答えを間違えるたびに
滑り台の角度が大きくなっていくというのがありました。
必死で、しがみつく回答者ですが、そのうちついに、風船の中に
滑り落ちていくというものです。
昨年うちは耐え切れず?滑り台から落ちました。
ところが、今年度、最低価格が設定されました。
当初喜んでいた私でしたが、下回ってだめだったり、
逆に、オーバーしたりと撃沈してしまいました。
人が決める価格を言い当てるのは難しいです。
「あおいくま」とは、以前夫が教えてくれた言葉です。
ネットで調べたら結構有名でした。
あ 焦らない
お 怒らない
い 威張らない
く 腐らない
ま 負けない
気分一新。思わずひょっこりひょうたん島の歌が心の中に浮かびました。
♪丸い地球の 水平線に
何かがきっと 待っている
苦しいことも あるだろさ
悲しいことも あるだろさ
だけど ぼくらは くじけない
泣くのはいやだ 笑っちゃおう
進め


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